その作戦中、米軍はイラン側に発砲し、民間船舶を脅かした、または標的にしていたとするイランの小型艇6隻を沈めたと説明した。ロイターも、トランプ大統領が「Project Freedom」と呼ぶ作戦で、足止めされたタンカーを海軍に護衛させた後、米軍がイランの小型艇6隻のほか巡航ミサイルやドローンを破壊したと報じた
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緊張は海峡内だけに収まらなかった。米国の主要同盟国であるアラブ首長国連邦(UAE)は、4月初めの脆弱な停戦成立後、イランから攻撃を受けたと述べており、停戦の耐久性が地域全体で試されているとの見方を強めた。
同時に米側は、この交戦を停戦の正式な崩壊とは切り離して説明した。AP系の報道では、ホルムズ海峡での攻撃やUAEへの攻撃があった後も、米軍幹部はイランとの停戦がなお有効だと述べた。戦争研究所(Institute for the Study of War)とCritical Threats Projectの分析によると、トランプ大統領も、直近のイラン側の攻撃について「heavy firing(激しい発砲)」がなかったとして、停戦違反には当たらないとの見方を示した
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イラン側の説明は、ほぼ逆の構図だった。イラン国営系メディアは、イラン海軍がホルムズ海峡に接近する米軍艦の近くにミサイル、ドローン、ロケットを発射したと報じ、米艦が警告を無視したため警告射撃を行ったと説明した。
この説明では、イランの行動は民間船舶への攻撃ではなく、米軍の接近を抑止するためのものと位置づけられる。戦争研究所とCritical Threats Projectは、イランが米国の商業航行確保の動きに対抗し、ホルムズ海峡への「control(支配)」を示そうとしていると分析した。また、イラン国会議長モハンマド・バーゲル・ガリバフ氏は、米国とその同盟国による停戦違反が、この重要水路での海運とエネルギー輸送を危険にさらしていると非難した
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現時点の報道を踏まえると、停戦が正式に崩壊したと確認されたわけではない、というのが最も慎重な答えになる。米軍幹部は停戦が続いていると述べた。APは、戦争が再燃するリスクに触れつつも、停戦は持ちこたえているように見えると報じた
。一方、ロイターは、米国とイランが交戦したことで中東の脆弱な停戦が圧力を受け、危うくなっていると伝えた
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つまり、この衝突は「停戦終了」の明確な合図というより、4月8日の合意が抱えていた曖昧さの露呈だった。米国はホルムズ海峡で民間船舶の安全を確保していると主張し、イランは米軍艦を警告し、海峡への支配を示していると主張した。提供された報道だけでは、どちらが衝突を始めたのかを断定する材料はそろっていない。はっきりしているのは、同じ出来事をめぐって、両国が「誰がこの水路を守るのか」というまったく別の物語を語っていることだ。