結論:売却は確認されているが、「全76銘柄」は要注意
暗号資産メディアでは、イーサリアム共同創設者のVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏が、ウォレット内の「贈られたアルトコイン76銘柄をすべて売却した」とする見出しが広がりました。要点だけ見ると分かりやすい話に見えますが、オンチェーン(ブロックチェーン上の取引履歴)をめぐる実際の報道は、もう少し入り組んでいます。
より慎重に言えば、Buterin氏のものとして知られるEthereumアドレス「vitalik.eth」が、2026年4月下旬から5月上旬にかけて、無料で受け取ったミームトークンや贈与トークンを多数売却した、という点は複数の報道で支えられています。4月30日には、Lookonchainベースの報道が、同ウォレットが過去24時間で114,566 USDCと155 ETH、合計約35万5,000ドル相当を受け取ったと伝えました [19][
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21]。さらに5月2日には、PhemexがOnchain Lensを引用し、贈与トークンの売却額が累計で231 ETH、約52万9,000ドル相当と114,566 USDCに達したと報じています [
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11]。
ただし、拡散した「76銘柄すべてを売った」という部分は別です。この表現はBitcoinsistemi系の記事や、その転載・配信記事に見られますが、今回確認できるオンチェーン監視の要約だけでは、76の各トークン契約、各売却、残高ゼロまでを一覧で検証した完全なウォレット監査とは言えません [1]。




