Base Azulを一言でいえば、Baseが低コストなEthereum L2から、より速く検証・出金できるL2へ進むための基盤アップグレードです。CoinbaseはBaseを、dappsを低コストで構築でき、Ethereum L1や他のL2へ安全にアクセスするためのネットワークとして紹介してきました[10]。AzulはそのBaseでテストネット稼働中の初の独立ネットワークアップグレードで、メインネット有効化は2026年5月13日を目標にしています[
28]。
まず結論:Azulで何が変わるのか
Base Azulの核心は、TEE proverとZK proverを組み合わせるマルチプルーフ設計です。報道によると、AzulではTEE証明とZK証明のどちらかで提案をファイナライズでき、両方が一致した場合は出金ファイナリティを最短1日まで短縮できるとされています[3][
21]。
このため、ユーザーにとっての最大の変化は、手数料がただちに下がることよりも、ブリッジやDeFi利用時の出金待ちが短くなる可能性です。CryptoRankはこの変更を、Ethereum L2のセキュリティやDeFiブリッジリスクに関わるアップグレードとして位置づけています[21]。
一方で、Azulはすべてが即座にZKロールアップ化する、あるいはBase上の全取引が非公開になる、という話ではありません。Base公式が掲げるAzulの目的は、Baseをより安全で、より高性能で、より開発しやすいネットワークにすることです[28]。




