Geminiで画像を作る方法は、大きく分けて2つあります。個人で数枚の画像を作ったり、画面上で編集したりするならGemini Apps。自社サイト、アプリ、社内ツール、ワークフローに画像生成を組み込みたい開発者なら、Gemini APIとImagenを使う方法です。[7][
4]
まずはWeb版Geminiで画像を作る
コードを書かずに試すなら、Gemini AppsのWeb版から始めるのが分かりやすい手順です。
- gemini.google.comを開き、Googleアカウントでログインします。[
7]
- Gemini AppsでCreate imageを選びます。GoogleのGemini紹介ページでは、入口をTools > 🍌Create imagesとも説明しているため、表示名や場所は画面によって少し違う場合があります。[
7][
8]
- 作りたい画像をプロンプトで説明します。Google Helpでは、画像生成の依頼をcreate、generate、drawのような動詞から始めることを勧めています。[
7]
- 仕上がりがイメージと違う場合は、Geminiに続けて修正、再生成、細部の調整を依頼します。GoogleはGemini Appsについて、画像の生成だけでなく調整にも使えると説明しています。[
7]
- 目的に合う画像ができたら、Gemini Apps上でダウンロードします。[
7]
要するに、一般ユーザー向けの基本操作は「開く、選ぶ、説明する、直す、保存する」です。プログラミングは不要ですが、機能の見え方はアカウント、利用環境、Google側の画面更新によって変わることがあります。[7][
8]
Geminiに伝わりやすいプロンプトの型
画像生成では、短くてもよいので「何を」「どこで」「どんな見た目で」作りたいのかを明確にすることが大切です。GoogleのImagen向けドキュメントでも、プロンプトはsubject、context/background、styleといった要素で説明され、長いプロンプトほど画像に具体的なディテールを加えられると示されています。[4]
使いやすい型は次の通りです。
作成して/生成して/描いて + 主役 + 動き + 背景 + スタイル + 必要なら縦横比
| 要素 | 書く内容 | 例 |
|---|---|---|
| 主役 | 画像の中心になる人物・物・キャラクター | 「赤いスケートボードを持った小さなロボット」 |
| 動き | 主役が何をしているか | 「夕方の歩道を滑っている」 |
| 背景 | 場所、時間帯、雰囲気 | 「日没前の都市の通り」 |
| スタイル | 写真風、イラスト風、映画風、ミニマル、色味など | 「映画的な写真、柔らかい光、暖色系」 |
| 構図 | 画角や縦横比 | 「16:9」「1:1」 |
Googleも、単に「赤いドレスの女性の画像を作って」と書くより、「赤いドレスを着た若い女性が公園を走っている画像」のように具体化する例を挙げています。[8]
そのまま使えるプロンプト例
以下は、日本語でも書きやすい形にした例です。必要に応じて、主役、背景、スタイルだけ差し替えてください。
商品写真
白い陶器のコーヒーマグを、明るいオーク材のテーブルの上に置いた商品写真を生成して。朝の窓辺の光、ミニマルな北欧風、1:1。
ポスター/サムネイル
夜のベトナムのストリートフード屋台を映画ポスター風に生成して。暖かいランタンの光、リアルな写真表現、16:9。
記事用イラスト
ノートパソコンでAIプロンプトを書いている人物の、すっきりした編集記事向けイラストを描いて。柔らかい青の背景、現代的なフラットデザイン、4:3。
構図をはっきり指定した画像
赤いスケートボードを持った小さなロボットが、都市の歩道に立っている広角写真を生成して。夕日の光、リアルなストリートフォト、16:9。
どの例も、主役・背景・スタイル・構図をまとめて伝える形です。Googleのドキュメントや紹介ページでも、具体的な情報を多く入れるほど、モデルが意図をつかみやすいことが示されています。[4][
8]
手持ちの画像を編集・合成したい場合
Gemini Appsは、テキストから新しい画像を作るだけではありません。Google Helpによると、画像をアップロードして編集を依頼したり、複数の画像を使って新しい画像を作ったりできます。[7]
参照画像を使うときは、プロンプトを次の2つに分けると伝わりやすくなります。
- 残したいもの:人物、商品、色、カメラアングル、構図など
- 変えたいもの:背景、光、服装、スタイル、縦横比、不要な要素など
例:
元の商品とカメラアングルはそのままにして、背景を明るいモダンなキッチンに変更して。柔らかい朝の光を加え、正方形のEC商品画像として使いやすい見た目にして。
「いい感じにして」「プロっぽくして」だけだと、残す部分と変える部分が曖昧です。保持したい要素と変更したい要素を分けて書くと、Geminiに意図が伝わりやすくなります。
Gemini APIを使うべき場面
数枚の画像を試作したい、SNSや資料用の画像を作りたい、画面上で修正したい――この程度ならGemini Appsが向いています。[7]
一方で、次のような用途ではGemini APIとImagenを検討する価値があります。[4]
- Webサービス内でユーザーの入力から画像を生成したい
- アプリに画像生成機能を組み込みたい
- 社内ツールで定型画像を自動生成したい
- 大量の案出しや制作フローをシステム化したい
GoogleのImagenドキュメントでは、短いプロンプト、長いプロンプト、そして1:1、4:3、16:9、9:16といった縦横比の選択肢がAPIの文脈で説明されています。[4] ただし、APIで使える設定がGemini Appsの画面にそのまま出るとは限りません。逆に、Gemini Appsの操作感をAPIでも完全に再現できると決めつけない方が安全です。[
4][
7]
使う前に知っておきたい制限
Geminiの画像生成は便利ですが、誰でも同じ条件で使えるとは限りません。
- 地域と言語:Googleは、Gemini appが提供されている言語と国でAI画像生成を利用できると説明しています。[
8]
- 年齢とアカウントの種類:Google Helpでは、18歳未満のユーザーが個人のGoogleアカウントでログインしている場合、画像生成機能は使えないとされています。職場や学校のアカウントでは、組織側の制限がかかることもあります。[
7]
- ウォーターマーク:Googleによると、Geminiで生成された画像には、AI生成コンテンツであることを示すための見えるウォーターマークと、目に見えないSynthIDウォーターマークが含まれます。[
8]
- 利用ポリシー:Gemini Appsで画像を生成する場合、Googleの利用規約とProhibited Use Policyが適用されます。ポリシーに反する依頼は、ブロックされたり処理対象になったりする可能性があります。[
7]
画像生成ボタンが見つからないとき
まずは入口を確認しましょう。Google HelpではCreate imageを選ぶ手順が案内され、Geminiの紹介ページではTools > 🍌Create imagesという導線が説明されています。[7][
8]
それでも見つからない場合は、次の可能性があります。
- 利用している国や言語で機能が有効になっていない
- 18歳未満の個人アカウントでログインしている
- 職場または学校のアカウントで、管理者の制限がある
- UI更新により、ボタン名や場所が変わっている
Googleが示している提供条件やアカウント条件を確認するのが近道です。[8][
7]
まとめ
Geminiで画像を作る基本は、gemini.google.comを開く → Create imageまたはTools > 🍌Create imagesを選ぶ → 具体的なプロンプトを書く → 必要に応じて修正を依頼する、という流れです。[7][
8]
プロンプトでは、少なくとも主役、背景、スタイルを入れましょう。個人利用や試作ならGemini Apps、サービスや業務フローへの組み込みならGemini APIとImagen、という使い分けが分かりやすい判断基準です。[4][
7]




