また、APIリファレンスにはスクリーンショット系のレスポンススキーマとして、type、file_id、image_urlなどのフィールドが見られます。 しかし、これはAPIの返却形式に関する情報です。UIモックアップの品質や、アプリ画面らしさの比較結果を示すものではありません。
| 必要な証拠 | なぜ重要か |
|---|---|
| 同一プロンプトでの横並び比較 | 同じUIプロンプトをGPT Image 1.5とGPT Image 2に入力しないと、公平に比較できません。 |
| UI専用ベンチマーク | 見た目の美しさだけでなく、文字の可読性、レイアウト、部品の一貫性を測る必要があります。 |
| ブラインド評価 | 評価者がどちらのモデルか知らない状態で採点すれば、新モデルへの期待バイアスを抑えられます。 |
| 用途別の結果 | アプリ画面、LP用ヒーロー画像、デスクトップ画面、ワイヤーフレームでは得意不得意が変わる可能性があります。 |
つまり、より正確な言い方は「GPT Image 2が進歩していない」ではなく、アプリ画面やUIモックアップの自然さについて、GPT Image 2がGPT Image 1.5を安定して上回ると示す公開証拠はまだ不足している、です。
UI画像の自然さは、単に「きれいかどうか」ではありません。ぱっと見は魅力的でも、細かいラベルが崩れていたり、ボタンの形が画面内で揺れていたり、ブラウザの枠やデバイスフレームが不自然だったりすれば、実際のプロダクト画面としては使いにくくなります。
評価するなら、次のように項目を分けると判断しやすくなります。
| 評価項目 | チェックする点 |
|---|---|
| UIレイアウト | 余白、整列、情報の優先順位が実在のプロダクト画面らしいか。 |
| 文字の可読性 | 小さなラベル、数値、CTA、メニュー文字が崩れていないか。 |
| コンポーネントの一貫性 | ボタン、アイコン、タブ、カード、入力欄のスタイルが画面内で揃っているか。 |
| スクリーンショットらしさ | コンセプトアートや広告ビジュアルではなく、実際のアプリ画面に見えるか。 |
| デスクトップ画面の妥当性 | ウィンドウ、メニューバー、ブラウザ枠、カーソル、背景要素に違和感がないか。 |
| プロンプト忠実度 | 指定したOS、比率、画面構成、ブランド制約、内容を守っているか。 |
OpenAI Cookbookには画像生成・編集ユースケース向けのImage Evals資料があり、評価フローを設計する際の参考になります。ただし、それ自体はGPT Image 2とGPT Image 1.5のUI専用ベンチマークではありません。
実務で判断するなら、次のような手順が堅実です。
今すぐGPT Image 1.5からGPT Image 2へ切り替えるべきかを判断するなら、GPT Image 2は有力なアップグレード候補として扱うのが現実的です。ただし、公開資料だけで「UIスクリーンショット用途の確定アップグレード」と見るのは慎重であるべきです。
自社のプロンプト集でブラインドテストを行い、GPT Image 2がUIレイアウト、細字の可読性、コンポーネントの一貫性、スクリーンショットらしさで安定して上回るなら、乗り換える理由はあります。逆に結果が拮抗する、あるいは特定のUI細部でGPT Image 1.5のほうが安定するなら、当面はGPT Image 1.5を使い続ける判断も十分に合理的です。