一株当たり利益(EPS):
純利益: GAAPベースの純利益は15.0億ドル。前年同期の9.06億ドルから65.8%増加しました。
セグメント別内訳:
粗利益: 17.1億ドル。粗利率は47.7%でした。
総流通取引高(GMV): 1,156億ドル(前年同期比32%増)。為替変動の影響を除いた実質GMV成長率は30%でした。Shopify Paymentsは四半期中に781億ドルのGMVを処理し、浸透率は68%に達しました。
月次経常収益(MRR): 2.21億ドル。前年同期の1.85億ドルから19.5%増加しました。
フリーキャッシュフロー(FCF): 6.54億ドル。前年同期の4.22億ドルから55%増加し、FCFマージンは18%となりました。
経営陣は第3四半期について、以下の楽観的な見通しを示しました。
投資家はこの結果に熱狂的に反応しました。Shopifyの株価は、決算発表後の8月5日の時間外取引で約26%急騰しました。通常取引では、前日終値123.30ドルに対し、17.89%高の145.35ドルで取引を終えました。他の報道では、午前中の様々な時点で25.1%または15.76%の上昇を記録したと伝えられています。
Shopifyの経営陣は、国際展開やエンタープライズ向け事業の拡大と並んで、AI主導の戦略を中核的な成長ドライバーとして明確に位置づけました。
主なAI搭載ツール:
Q2決算説明会によると、これらのAIイニシアチブは、全世界の地域におけるマーチャント獲得とマーチャント単価の向上の両方に貢献しているとのことです。同社のスライドデッキでは、「AIコマースが32%のGMV成長を牽引」と明記され、人工知能がShopifyの成長ストーリーの中心にあることが強調されました。
今回のQ2決算は、直近3四半期連続で決算発表後に株価が下落していた状況(Q1 2026では予想を上回ったにもかかわらず16%下落)を打破する、強い内容となりました。Shopifyの社長ハーレー・フィンケルスタイン氏は、この四半期を「モンスター四半期:GMV、売上高、粗利益、フリーキャッシュフローのすべてが30%超の成長を達成」と表現しました。
Shopifyは、これまでの累計GMVが1.8兆ドルを超え、2025年時点で米国Eコマース市場の14%超のシェアを有しています。今回のQ2 2026の好調な業績は、AIを活用してマーチャントとの関係を深化させ、アドレス可能な市場を拡大するという同社の戦略が効果的に機能していることを示しています。