| イングランド、ロンドン・ドックランズ | グローバル・スイッチ | 稼働中。2024年12月に稼働開始 |
| スコットランド、ラナークシャー | データヴィータ | 2025年9月、15億ポンド(約1500億円)の追加投資の一環として発表。英国で最も炭素効率の高いAI基盤の一つとなるよう設計 |
クローリーとロンドン・ドックランズの両施設は、NVIDIA H200 GPUとNVIDIA Quantum-2 InfiniBandネットワークで拡張された、欧州最大級のNVIDIA AIプラットフォーム展開拠点です。これらの拠点はすべて再生可能エネルギーで稼働しており、持続可能なコンピューティングへの関心の高まりを反映しています
。データヴィータとのスコットランドでの展開はその取り組みをさらに推し進め、環境配慮型AIインフラの指標となることを目指しています
。
この急速な海外展開を推進しているのは、マイク・テラー氏です。海外事業担当SVPとして、彼はCoreWeaveの欧州戦略を公に説明する役割を担い、スピード重視のリース戦略の根拠を明確にし、ロンドン本社からの成長を監督してきました。CoreWeaveは2024年5月にロンドンに欧州本社を設立し、英国を欧州大陸展開の司令塔として位置付けています
。
CoreWeaveは単に英国で事業を展開しているだけではありません。政府の国家AI戦略の根幹に深く組み込まれています。同社は、キア・スターマー首相の政権が、国家の主権的計算能力(ソブリン・コンピュート)を構築するための国際パートナーシップを誘致するために立ち上げた、**「AI機会行動計画(AI Opportunities Action Plan)」**の中心的な民間セクターの柱です。
CoreWeaveの運用開始に関する発表のタイミングは、政府のマイルストーンと綿密に連携してきました。例えば、2025年1月のデータセンター開設は、この行動計画の発表時期に合わせて行われました。2025年9月までに、CoreWeaveは15億ポンド(約1500億円)の追加投資を発表し、英国への総投資額を**25億ポンド(約2500億円)**に拡大しました。これは、米国大統領の英国公式訪問中に、「同国のAI機会行動計画を支援するため」と正式に宣言されたものです
。
CoreWeaveの役割はさらに強固なものとなり、同月、英国と米国の間で結ばれた重要な技術協定のもと、マイクロソフト、グーグル、NVIDIA、OpenAIと並んで、英国のAIインフラ拡大を約束する主要な米国テクノロジー企業の一つに名を連ねました。同社は政府の「計算資源ロードマップ(Compute Roadmap)」においても指名パートナーであり、持続可能で主権的なAI能力の実現という目標を直接的に支援しています
。
Comments
0 comments