この数字により、シーズン5はPrime Videoオリジナル作品の中でも歴代トップ10に入る視聴規模とされ、2019年のシリーズ開始から続く人気が最終章でさらに拡大していることを示している。
最終話のタイトルは**「Blood and Bone」**。2026年5月20日にPrime Videoで世界同時配信され、週1話ずつの配信形式で続いた物語がついに完結する。
視聴者数は伸び続けているものの、最終シーズンの構成を巡ってはファンの意見が大きく分かれている。
一部の視聴者は、最終決戦へ向けた展開が遅く、サイドストーリーやキャラクターの個別エピソードに時間を使いすぎていると批判している。
こうした不満は数字にも表れ、第7話がIMDbでシリーズ最低評価のエピソードになったと報じられた。
シリーズのクリエイターでショーランナーのエリック・クリプキはこの反応に対して強く反論し、作品の政治性や方向性に不満を持つ人は「そもそもこの作品を見ている番組が違うのかもしれない」と語ったと報じられている。
同時にクリプキは、壮大な物語の結末で主要キャラクターがほとんど生き残るような展開はリアリティを欠くとも指摘し、『ザ・ボーイズ』では「大きな出来事には代償が伴うべきだ」と強調している。
今回の最終回を巡って特に話題になっているのが、キャラクターの死亡予想を対象にしたオンライン予測市場だ。
暗号資産ベースのプラットフォームPolymarketでは、「シーズン5で誰が死亡するか」をテーマにしたマーケットが作られ、ユーザーがその結果に資金を投じて取引している。
これらの市場では数十万ドル規模の取引量が記録されており、最終回への期待が金融的な賭けにまで発展している。
最終回直前の市場データでは、特に死亡の可能性が高いと見られているキャラクターとして次の名前が挙がっていた。
ただし、これらの数字はあくまで参加者の予想を反映した市場価格であり、公式のストーリー情報を示すものではない。予測市場は噂や投機、取引量の少なさなどによって大きく変動する可能性がある。
このほか、フレンチー、キミコ、Aトレイン、シスター・セージ、ソルジャー・ボーイ、マザーズミルクなど、多くのキャラクターが対象になっている。
『ザ・ボーイズ』の最終シーズンは、過去最大の視聴規模とファンの激しい議論が同時に起きている珍しいケースだ。
そしてそこに、予測市場による“死亡ベット”という新しい現象が加わり、最終回は単なるテレビドラマの結末以上のイベントになっている。
果たして市場の予想どおりに主要キャラクターが命を落とすのか、それとも完全に裏切る展開になるのか――。
その答えは、2026年5月20日の最終回で明らかになる。