この新ルールは、進行中のイスラエル・ガザ戦争を背景とした、2025年および2026年大会へのイスラエル参加をめぐる論争に直接対応したものである。2025年12月、EBUはイスラエルに2026年大会への参加を許可した。これに対し、スペイン、オランダ、アイルランド、スロベニアが抗議の意思を示し、大会から撤退した。
イスラエルは2026年大会で優勝しなかったものの、「武力紛争に関与する国が優勝し、開催国となる」というシナリオが現実味を帯びたことで、明確な事前対策の必要性が明確化した。EBUは今回の変更について「参加放送局からのフィードバック」を受けて決定し、大会が「安全で歓迎される環境」を提供することを目的としていると述べている。
この新ルールは、2022年に優勝したもののロシアの全面侵攻により開催できなかったウクライナの事例を正式にルール化したものとも言える。2023年の大会は最終的に、ウクライナに代わり英国リバプールで開催された。新ルールのもとでは、代替開催国は代理ではなく、自国名義で大会を主催することになる
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アーティストは初リハーサルの時点で18歳以上でなければならない。EBUはこれを「若年アーティストを競技に伴うプレッシャーから保護し、セーフガードを強化する」取り組みの一環としている。1990年以降続いてきた16歳の下限は、1989年の大会に11歳と12歳の出場者がいたことを受けて導入されたものだったが、今回の改正により、1986年に13歳でベルギーを優勝に導いたサンドラ・キムが史上最年少優勝者として記録に残ることになる
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EBUは音響規定を明確化し、曖昧さを排除した。リードシンガーは主旋律をライブで歌わなければならない。バッキングトラックや録音済みの要素は引き続き使用可能だが、「ライブの歌唱パフォーマンスを代替したり、過度に補助したりすることはできない」。リードボーカルが主旋律を担う唯一の要素でなければならない。この明確化は、パフォーマンスの完全性を保護し、観客が本物の生のリードボーカルを聴くことを保証することを目的としている
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優勝国が開催資格を喪失した場合の代替開催放送局の選定プロセスが明文化された。EBUは参照グループと協議し、必要に応じて独立した安全評価を依頼した上で、優勝国の開催可否を判断する。また、代替開催放送局は「開催に伴うすべての権利、義務、責任を引き継ぐ」と規定されている
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