さらに、Mutterは上流の xdg_session_management_v1 プロトコルを採用し、プライベート実装を置き換えました 。Michel Dänzer によるフレームスケジューリングの改良も取り込まれ、コンポジターが新しいフレームを配信するタイミングをよりスマートに判断できるようになりました
。その他の Mutter の変更点は以下の通りです。
その他の改善点:
フローティング検索オーバーレイのデザイン変更も活発に開発されています。これは、検索結果が別画面に切り替わるのではなく、検索フィールドからオーバーレイとして浮かび上がる方式で、GNOME 51の安定版に搭載される見込みです 。
設定の「ユーザー」セクションに、専用の指紋管理UI が新設されました。コマンドラインツールやサードパーティ製ユーティリティを使わずに、指紋の登録・管理・削除が行えます 。また、スタイラス/タブレットのボタンマッピングダイアログが更新され、フォーカスタイムアウトを無効にする設定も可能になりました
。
ext-background-effect Waylandプロトコルに対応。GDKフレームクロックが改良され、精度が向上、フレームドロップが減少 本記事の元となった質問には「電卓の計算履歴機能」や「Nautilusの新タブ動作」についての言及がありましたが、これらの変更はBetaのカバレッジでは一切確認されていません。NautilusはAlphaサイクルでビューのリロード性能が強化されましたが、「新タブ動作」に関する発表はありませんでした 。
| マイルストーン | 日付 |
|---|---|
| GNOME 51.alpha(コードネーム「A Coruña」) | 2026年6月27日 |
| GNOME 51.beta(tarball提出期限) | 2026年8月1日 |
| GNOME 51.beta(正式宣言) | 2026年8月15日 |
| GNOME 51.0 安定版 | 2026年9月16日 |
Betaでの機能凍結により、上記のリストが事実上の最終的な機能セットとなります。残る1ヶ月は安定性の向上、バグ修正、そして磨き上げに充てられ、Ubuntu 26.10 や Fedora 45 の標準デスクトップ環境として搭載されることが期待されています 。
本記事の情報は、GNOME公式ブログ、Phoronix、OMG! Ubuntu!、Tux Machines、Ubuntu Handbookなど、複数の信頼できる情報源をもとにしています。