2026年5月22〜23日、中国・江蘇省の蘇州で第32回APEC(アジア太平洋経済協力)貿易担当大臣会合が開催され、21の加盟エコノミーの貿易担当閣僚や代表が地域の経済課題について議論した。APECは日本、米国、中国、韓国、ASEAN諸国などが参加する経済協力の枠組みで、世界貿易の大きな割合を占める地域をカバーしている。![]()
今回の会合は、新たな貿易協定を決定する場というよりも、2026年11月に中国・深圳で予定されているAPEC首脳会議に向けた政策課題を整理する中間会合として位置づけられている。![]()
2026年のテーマ:「共に繁栄するアジア太平洋共同体の構築」
2026年は中国がAPEC議長国を務めており、公式テーマは
「Building an Asia-Pacific Community to Prosper Together(共に繁栄するアジア太平洋共同体の構築)」。
このテーマのもと、各国は地域の協力を強化し、持続的な成長を実現するための政策について意見交換を行った。![]()
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中国が強調した「協力と開放」
中国側は、世界経済の不確実性が高まる中で
・貿易の開放性の維持
・多国間協力の強化
・地域経済の結び付きの拡大
といった方針を強調した。中国政府は、アジア太平洋地域の経済成長を後押しするため、高水準の対外開放と互恵的な経済協力を進める姿勢を示している。![]()
会合の主要議題
2日間の会合では、次のような政策テーマが中心的に議論された。
地域経済統合の推進
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