ENGOの主力製品「engo3」は、Micro-OLED ARディスプレイをレンズ内に直接埋め込んだスポーツサングラスである。このシステムは、心拍数、ペース、パワーなどのパフォーマンスデータを装着者の約3メートル前方に色分けして投影する
。
ENGOはそのアイウェアを、ランナー、サイクリスト、トライアスリートといった、視野を道路やトレイルからそらさずにパフォーマンスデータを確認したいエンデュランスアスリート向けに設計している。ユーザーインターフェースも、周囲の状況認識を保ちながら一目で読み取れるよう最適化されている。
ENGOの中核となるエンジニアリング上の課題は明確だ。グラスが軽ければ軽いほど、アスリートは長時間装着し続けられる。同社はすでに36〜38.5グラムのフレームを実現しており、これは一般的なプレミアムスポーツサングラスと同等の水準である。先代のengo2標準モデルは36g、大型モデルは41gだったが、engo3はカラーディスプレイを追加しバッテリー駆動時間を2倍にしながらも、重量増加はわずか2.5gにとどまっている
。
リード投資家のVentechは、1998年以来320社以上に投資(Vestiaire Collective、Believe、Withingsなど)し、これまで180回以上のエグジットを記録している。同社はENGOの姉妹会社であるMICROOLEDにも以前出資していた。Odyssée VentureとBpifrance Amorçage Industrielが共同リードし、Bpifranceの参加は、このプロジェクトの産業的・国家的テクノロジーとしての側面が評価されたことを示している
。