本イベントは期間限定であり、ゲームが永久に基本プレイ無料(Free-to-Play)モデルへ移行するわけではありません。6月9日を過ぎると、ゲームは通常の40ドルでの販売に戻ります 。重要なのは、無料期間中に獲得したすべての進行度が永続的に引き継がれるという点です。レベル、アンロックした要素、装備品などは、後日製品版を購入した場合、そのまま引き継がれます
。
新シーズンでは、すべてのプレイヤーを平等なスタートラインに立たせるため、シーズン1のプレイヤーデータのほぼすべてがリセットされます。対象となるのは、ランナーレベル、ランクレベル、勢力(ファクション)レベルとそのアップグレード、保管している武器やギア、通貨、未受け取りの報酬などです 。一方、実績(アチーブメント)、外見装飾品(コスメティック)、恒久的な称号、シーズンに紐付かないコーデックス(Codex:ゲーム内図鑑・実績システム)の進行度などは保持されます
。
今回の主役コンテンツの一つが「ナイトマーシュ」です。これは既存マップ「ダイアマーシュ」の夜間バージョンで、闇のメカニクスとサバイバルホラー要素が強調されています。プレイヤーは、新装備のフラッシュライト、弾着点に光源を作り出すベクター弾、周囲の環境を浮かび上がらせるダークサイトスコープなどを駆使し、探索や戦闘を有利に進める必要があります 。
「クレイドル」は、ランナーシェルのステータスを直接カスタマイズできる新システムです。これにより、能力の強化が勢力(ファクション)の評判上げから切り離され、より直接的にビルドを管理できるようになります 。
日替わりのローテーションマップで遊べる新たな2人デュオキューが導入されるほか、勢力の評判獲得スピードがシーズン開始時から高速化され、プレイヤーからのフィードバックに基づいた多数のクオリティ・オブ・ライフ(QoL:操作性や利便性の改善)が実装されます 。
Marathonの標準価格は39.99ドルです 。これまでに、2026年4月には20%オフの31.99ドル、サードパーティのNeweggではクーポンコード利用で26.99ドルといったセールが行われた実績はあります
。しかし、今回のオープンプレイウィークと直接連動した特定の値引きが行われるかどうかは、現時点のレポートでは確認されていません。今回の主なインセンティブは、あくまでも「無料体験」と「データ引継ぎ」であり、購入時の割引が約束されているわけではありません。
Marathonは2026年3月5日にリリースされましたが、その立ち上がりは厳しいものでした。リリース後、プレイヤー数は大幅に減少し、ライブサービス型ゲームの大失敗作として知られる『Concord』と比較されることさえありました 。
追い打ちをかけるように、Bungieは『Destiny 2』への大規模なサポートを事実上終了しており、スタジオの主力タイトルとして『Marathon』を成功させなければならないという、かつてないプレッシャーにさらされています 。
今回のオープンプレイウィークは、これらの課題への直接的な回答です。誰もが同じスタートラインに立つ新シーズンの開始直後に、フルゲームを無料で提供することで、迷っているプレイヤーを引き込み、口コミを広げ、コミュニティを急速に拡大しようという、Bungieの賭けなのです 。
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