2026年大会は、1998年以来続いてきた32チーム制から初めて48カ国に拡大され、50%もの参加国増となる 。さらに、米国、カナダ、メキシコの3カ国共催も史上初の試みだ。全104試合は39日間にわたって繰り広げられ、7月19日にニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムで行われる決勝戦で幕を閉じる
。
試合の大部分(78試合)は米国で開催され、メキシコとカナダはそれぞれ13試合ずつをホストする 。競技フォーマットは、48チームを4チームずつ12のグループに分割。各グループ上位2チームに加え、各組3位の中で最も成績の良い8チームが、新設された「ラウンド32」に進出する。ここからは完全なノックアウトステージ(一発勝負のトーナメント)となり、勝ち上がったチームが頂点を目指す
。最終的に優勝するには計8試合を戦い抜く必要がある
。
カリフォルニア州サンタクララにあるリーバイス・スタジアム(NFLサンフランシスコ・49ersの本拠地)は、6月13日から7月1日にかけて、グループステージ5試合と決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)1試合の、計6試合を開催することが決定している 。
地元自治体は、この一大イベントに向けた準備を着々と進めている。ベイエリア開催委員会の試算によると、約26万人がこの地域を訪れると見込まれており、地元企業やホテル、レストランにもたらす経済効果は**4億8000万ドル~6億3000万ドル(約750億~990億円)**に上るという 。ある地元メディアは、この経済規模が「スーパーボウル6回分」に匹敵すると報じている
。経済効果だけでなく、大会の遺産を地域に根付かせるため、開催委員会はユース年代向けのサッカークリニックやパブリックビューイングイベントへの投資も積極的に行っている
。
41歳のポルトガル代表キャプテン、クリスティアーノ・ロナウドが、男子選手として史上初の6大会連続ワールドカップ出場という偉業を達成する。2006年のドイツ大会でデビューを飾って以来、2010年、2014年、2018年、2022年、そして今回の2026年と、ロナウドは20年にわたり、すべてのW杯でポルトガル代表に名を連ねてきた 。
ロベルト・マルティネス監督は2026年5月19日、27名の最終メンバーを発表。その筆頭にロナウドが名を刻んだ 。クリスティアーノ自身も、今大会が「間違いなく」自身最後のワールドカップになると明言している
。ロナウドは、5つの異なるW杯でゴールを決めた唯一の男子選手でもある
。
また、この代表発表では感動的なトリビュートも行われた。マルティネス監督は、2025年7月に他界したチームメイト、ディオゴ・ジョタを**「永久のプラスワン」**として、精神的な支柱としてチームに帯同させることを発表したのだ 。
なお、ロナウドの永遠のライバルであるリオネル・メッシ(39歳)もアルゼンチン代表として出場が確実視されており、両者はドイツの英雄ローター・マテウスが保持していた大会通算出場記録「5」を更新し、史上最多「6」で並び立つ可能性が高い 。