これは単なるデザインの変更ではなく、Googleが「純粋な検索窓口」から「多機能なAIランチパッド」へと、そのアイデンティティを根本から変えようとしている実験です 。以下、その全貌を詳しく解説します。
最も大きな変更点は、検索ボックスの下に鎮座していた「Google Search」ボタン(虫眼鏡アイコン)が姿を消したことです。ただし、検索機能自体がなくなるわけではなく、従来通り「Enter」キーを押せばテキスト検索は実行できます 。
代わりにホームページの中央に、以下の3つのAIショートカットボタンが新たに配置されました 。
さらに、検索窓の中にも変更が。窓の左端には、✨のアイコンがついたピル型の**「AIモード」** ボタンが追加されました。このボタンをタップすると、AIによる高度な検索・回答モードに切り替わります。隣には「+」ボタンもあり、ファイルやコンテキストを追加することも可能です 。
興味深いのは、日本のユーザーには馴染みが薄いかもしれませんが、世界的には有名な**「I'm Feeling Lucky」ボタン**が、これらの新しいAIショートカットの下に残されている点です 。2025年に行われた、AIモードがこの「I'm Feeling Lucky」の代わりに表示されるテストは、別の実験だった可能性があります。
この新しいAIファーストなレイアウトには、非常に興味深いログイン条件があります。
この再デザインは、Googleのアイデンティティが「純粋な検索ポータル」から「マルチモーダルなAIランチパッド」へと大きくシフトしていることを示しています 。かつてはテキスト検索のための空白のキャンバスだったホームページが、今や画像生成、ファイルの推論、創造的なアイデア出しを最前線に押し出しています。