しかし、最も印象的なデザイン要素は底面に隠されている。カーボンファイバーと、レーザーで微細な穴を開けた透明なコーニング社製「ゴリラガラス」の窓を組み合わせたこのパネルは、フェラーリのロードカーのエンジンベイから直接着想を得たものだ 。ここからは、デュアルファンによるサーマル冷却システムがあらわになり、まるでミッドシップエンジンのスーパーカーのような視覚的演出を生み出している。さらに、フェラーリのフィオラノ・テストコースの座標が刻印されるなど、細部へのこだわりも光る
。
このマシンは、要求の厳しいワークフローに純粋なパフォーマンスを必要としつつ、登場しつつあるオンデバイスAIモデルをストレスなく動かしたいと考える、クリエイティブ・プロフェッショナルをターゲットとしている 。
HPとフェラーリは、このデバイスをコレクターズアイテムとして扱っている。生産台数は全世界で4,999台に制限され、各ノートPCの筐体には固有のシリアルナンバーが刻印されることで、さらなる特別感を生み出している 。
気になる価格は5,599米ドル 。販売地域は限られており、米国、オーストラリア、ドイツ、日本、スペイン、英国での展開が確認されている
。日本仕様は、台数がわずか200台に限定され、日本語キーボードを搭載したモデルが、税込99万円で用意される
。
販売は2026年6月12日より、HP公式オンラインストアおよびフェラーリ公式オンラインストアを通じて開始される予定だ 。その明確なターゲットは、フェラーリの愛好家、コレクター、そしてこのデバイスを高性能ツールとして、またデザイン・ステートメントとして捉えるクリエイティブ・プロフェッショナルたちである
。
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