その後の投稿で、同社は「任天堂と協力し、この問題を数日以内に修正できるよう取り組んでいます」と述べ、不便をかけたことを謝罪しました 。問題が解決されるまで、既存の所有者は購入を控えるようアナウンスされています。任天堂のサポートページでも、アップグレードパックが認識されない場合の一般的な対処法として、本体の最新システムバージョンへの更新やソフトの更新確認などが案内されています
。
『Stray』は、フランスのスタジオBlueTwelve Studioによって開発され、アナプルナ・ピクチャーズのゲーム部門であるAnnapurna Interactiveからパブリッシュされました 。2022年7月19日にPS5、PS4、PC(Steam)で発売され、批評家と商業の両面で大きな成功を収めました
。その後、2023年8月にXbox Series X|S版とXbox One版が、そして2024年11月19日に最初のNintendo Switch版が登場しました
。
今回の『Stray』のアップグレード問題は、Annapurna InteractiveのSwitch 2展開全体から見れば、むしろ例外的な事態です。同パブリッシャーは合計5タイトルをプラットフォームに投入しており、そのうち2作品は、全く問題なく無料アップグレードが機能しています 。
開発元Simogoによる『Sayonara Wild Hearts』と『Lorelei and the Laser Eyes』は、2026年4月にラインナップが発表されたその日から、Switch 2版として提供が開始されました 。両作品とも4K解像度、120Hzでのプレイに対応し、既存のSwitch所有者には無料アップグレードが正常に提供されています
。さらに『Sayonara Wild Hearts』には、他プラットフォーム限定だった「Remix Arcade」モードも追加されました
。
AnnapurnaのSwitch 2向け残りのラインナップは、『Stray』(5月28日)、『to a T』(6月11日、19.99ドル)、『Wanderstop』(6月23日、24.99ドル)です 。
ゲームがプラットフォームを拡大し続ける一方で、Annapurnaにはより大きな計画があります。それは、アニメ映画化です。Annapurna Animation(2022年12月設立の映画部門)が、長編アニメーション映画の制作を積極的に進めています 。
監督には、Netflixで高く評価されたアニメ映画『ニモーナ』を共同監督したニック・ブルーノが決定しています 。Annapurna Animationの共同責任者ロバート・ベアードは、本作のトーンを「ホープパンク」と表現しています。これは、圧倒的な困難に立ち向かう積極性や優しさの物語を指す言葉で、彼は映画を「猫とロボットのバディコメディ」と語っています
。公開日は未定で、プロジェクトは正式な製作スケジュールがない「アクティブな開発段階」にあります
。
この映画化は、Annapurnaが自社のゲームカタログを他メディアに展開する大きな戦略の一環です。共同責任者のアンドリュー・ミルスタインが、『Stray』はデビュー以来「非常に多くの人に愛されている」ため、この構想を牽引する最初のタイトルに選ばれたと述べています 。
『Stray』の根強い人気は、その唯一無二の設定によるものです。プレイヤーは普通の茶トラ猫となり、小さなドローン「B-12」の助けを借りながら、人類が消えた後のサイバーシティを探索します。その雰囲気のあるストーリーテリングが、小規模なインディープロジェクトを世界的な現象へと押し上げました。Switch 2版は、その核となる体験を保ちつつ、任天堂の最新ハードウェアで、見た目も操作感も最高のものにしています。あとは、アップグレードパスが約束通りに機能し始めれば、すべてが完璧です。
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