今回の資金調達ラウンドを主導したのは、欧州を代表するベンチャーキャピタルであるAccelだ。これにAir Street CapitalとElder Gullが参加した 。評価額は非公開
。Accelのパートナー、ソナリ・デ・ライカー氏は、投資を決めた理由として、Percepticのプラットフォームが創薬の一部工程だけでなく、ライフサイクル全体をカバーできる点と、公の発表前にすでに試験運用を超えた有償の本番導入を実現していた点を挙げている
。
Percepticのプラットフォームは、企業が現在使用している既存のデータやツール、ワークフローの上位に位置する「インテリジェンスレイヤー」だと説明される。これにより、サイロ化した各部門をつなぎ、企業に大規模なインフラ刷新を強いることなく統合を実現する 。特定のインフラやAIモデルに依存しない設計で、顧客は自社のデータやコンピューティング資源、AIモデルを自由に持ち込むことができる
。システムは、以下の3つの製品で構成されている。
導入候補や競合プログラムなど、社外の医薬品資産を探索・評価するためのモジュール。Percepticによれば、数週間かかっていた科学的デューデリジェンス(精査)を約1時間に短縮し、資産スクリーニングの規模を週数百件から数分で数千件に拡大するという 。
社内外に散在する治験データを統合・調和させるデータ基盤。すでに稼働している環境では、臨床データの抽出作業が50倍に増加したとのことだ。これは、手作業によるデータ処理が大幅に自動化されたことを示す具体的な成果である 。
シードステージのスタートアップとしては異例だが、Percepticは正式発表の時点で、すでに世界の売上高トップ20に入る複数の製薬企業で有償の本番導入を実現している 。公表されている顧客は、オーストラリアに本社を置く世界的バイオテクノロジー企業CSLである
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