「Man of Honor」は、『Mafia: The Old Country』向けのストーリー拡張です。コレクションに含まれる『The Old Country Definitive Edition』に収録されるほか、単体でも9.99ドルで販売されています。
コレクション登場前から、2020年版『Mafia: Definitive Edition』は後方互換によって現行コンソールでプレイできました。今回のリリースでは、PS5とXbox Series X|S向けのネイティブ版が用意され、60fpsでのゲームプレイとその他の技術的改善が追加されています。
つまり、2002年の初代をベースにしたリメイク作品が、従来の旧世代版をそのまま動かす形ではなく、現行機向けタイトルとして提供されることになりました。PlayStation Storeでも、PS5版の特徴として60fpsでのゲームプレイと技術的改善が案内されています。
『Mafia II: Definitive Edition』と『Mafia III: Definitive Edition』は、既に発売されているDefinitive EditionとそのDLCを収録したものです。今回、両作品に新機能や別個の技術的オーバーホールが加えられたとは案内されていません。
そのため、コレクションのアップグレード内容は作品ごとに異なります。新しいネイティブ現行機版が登場するのは『Mafia: Definitive Edition』で、『Mafia II』と『Mafia III』は既存の完全版をまとめて入手できる構成です。
既存ユーザー向けの措置は、大きく分けて「『Mafia: Definitive Edition』の無料アップグレード」と「コレクション購入時の割引」の2種類です。
無料アップグレードは、4作品すべてを収録したコレクションを購入しなくても利用できる仕組みです。
無料アップグレードとコレクション割引は別の制度です。『Mafia: Definitive Edition』の所有者は現行機版だけを無料で入手でき、シリーズ全体をそろえたい場合にはバンドル割引を利用できます。
正式発表に先立ち、米国・カナダ向けのゲームレーティング機関であるESRB(Entertainment Software Rating Board)に、『Mafia: Definitive Edition』のPS5版とXbox Series X|S版が掲載されました。従来は後方互換でプレイできた作品だったため、この掲載はネイティブ現行機版の登場を示す手がかりになりました。
『Mafia: The Omertà Collection』は、シリーズ4作品と追加コンテンツを一括で入手できるフランチャイズ・バンドルです。『The Old Country』、2002年版を再構成した2020年の『Mafia: Definitive Edition』、そして『Mafia II』『Mafia III』のDefinitive Editionを収録しています。
新規プレイヤーにとっては、『Mafia』の歴史を1回の購入で追体験できるパッケージです。既存ユーザーにとっては、Steamの自動補完価格、PlayStationとXboxのバンドル割引、そして対象所有者向けの『Mafia: Definitive Edition』無料アップグレードがポイントになります。
シリーズの進化という観点では、1905年のシチリアを描く『The Old Country』から、2002年の初代を現代的に再構成した作品までを同じコレクションにまとめ、さらに『Mafia: Definitive Edition』を60fps対応のネイティブ現行機版として届けたことが、今回の最も大きな意味と言えるでしょう。