Bambu Labは、3Dプリンターに続く新製品として、単体型のレーザー彫刻・カッター「R1」を2026年9月に投入する計画です。現時点で最も確実なのは、R1が同社初の専用レーザー加工機であることと、9月に関する予告が出ていることです。
一方で、レーザー方式、光学出力、加工エリア、対応素材、価格、出荷時期といった、購入を判断するための基本仕様はまだ公表されていません。xToolなど既存のレーザーブランドと性能を比較できる段階にはありません。
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Bambu Labが確認していること
Bambu Labのティザーでは、R1を「同社初のレーザー彫刻・カッター」と説明し、より多くの素材を扱える製品として紹介しています。3Dプリントからレーザー加工へ領域を広げ、「パーソナル・マニュファクチャリング・ハブ」を構築するという構想の一部です。海外向けに使われているタグラインは「A new Ray of making」です。
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ただし、「9月に登場」という表現は、購入者にとっての確定した発売日を意味するとは限りません。現時点では、9月が正式発表、予約受付、販売開始、出荷、あるいは配送開始のどれを指すのか、Bambu Labは明らかにしていません。
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そのため、現段階では「2026年9月のローンチ期間」と捉えるのが安全です。9月中に製品が手元に届くことまで保証されたわけではありません。
xTool対抗の消費者向け製品になるのか
中国の業界報道では、R1は一般消費者向け、いわゆる「Cエンド」市場を対象に、価格に対する性能の高さを重視する製品とされています。Bambu Labの参入は、家庭や小規模な工房向けレーザー加工機で存在感を持つxToolへの挑戦になるとも報じられています。
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また、「一万の想像力から生まれる一筋の光」といった表現とともに、オリジナルギフト、看板、マーキング、プリント基板の試作などを、従来の産業用機器ほど複雑で高価にせず実現する構想が伝えられています。
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ただし、これらは報道された製品戦略や想定用途であり、R1で実際に利用できることが確認された機能ではありません。公式の仕様表がない以上、切断性能、素材の範囲、安全認証、使い勝手、総所有コストを特定のxTool製品と比較する根拠はまだ不足しています。
「産業用機器に近い品質を、低価格かつ簡単な操作で実現する」という見方も、現時点では期待やポジショニングの域を出ません。
まだ分かっていないR1の仕様
Bambu Labは、少なくとも次の項目を公開していません。
- レーザーの種類、波長、光学出力
- 作業エリアと本体サイズ
- 対応素材と最大切断厚
- 彫刻・切断速度
- 価格とモデル構成
- 換気やエアアシストの要件
- R1専用の安全資料や認証
- 注文、出荷、配送の具体的な日程
- 素材の自動認識、金属マーキング、アプリ連携などの対応機能
オンラインでは、青色ダイオードレーザー、CO₂レーザー、ファイバーレーザーを採用するのではないかという予想が出ています。しかし、これらはR1の仕様として確認されたものではありません。Bambu Labのフォーラムにもレーザー光源に関するユーザーの推測がありますが、実際に製品化される構成を裏付ける情報ではありません。
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100人超の開発チームという報道
中国の業界報道をもとにした記事では、Bambu Labが2025年末にレーザー彫刻プロジェクトを立ち上げ、外部から採用した人材を中心にチームを100人超へ拡大したとされています。若い博士号取得者が率いるとも報じられています。
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同じ報道では、CO₂、青色ダイオード、ファイバーレーザーの各方式を検討したことや、競合製品が先行したため、発売直前まで進んでいた製品の投入を見送ったことも伝えられています。
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ただし、これらの開発経緯は、ここで参照しているR1の公式発表資料によってBambu Labが確認したものではありません。最終製品の事実ではなく、報道された開発背景として扱うべき情報です。
H2DはR1を考えるうえでの参考になる
R1はBambu Lab初の単体型レーザー加工機ですが、同社がレーザー機能を扱うのは初めてではありません。2025年3月に登場したH2Dは、3Dプリントに加えてレーザーや各種ツールヘッドを組み合わせられるプラットフォームです。Bambu LabはH2D向けに10Wと40Wのレーザーモジュールを用意し、モジュールごとに切断性能、彫刻速度、加工エリアを公表しています。
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H2Dでは、画像を使った位置合わせやモーション制御、レーザー安全窓、緊急停止、ドア開放時の停止、炎・画像・温度による検知など、ハードウェアとソフトウェアを一体化したワークフローも説明されています。
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こうしたH2Dの経験は、専用機であるR1の開発に生かされる可能性があります。しかし、R1がH2Dの10Wまたは40Wモジュール、同じ筐体、安全インターロック、素材確認の仕組み、アプリ機能を採用するとは、現時点でBambu Labは発表していません。
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H2Dの仕様をそのままR1の機能一覧として扱うのは早計です。
購入を検討する人が今見るべきポイント
R1が注目される理由は、3Dプリンターで急速に存在感を高めたBambu Labが、単体型の消費者向けレーザー加工機市場へ直接参入するためです。レーザー加工機では、出力だけでなく、初期設定、位置合わせ、安全性、素材対応、再現性、ソフトウェアの使いやすさが購入判断を左右します。
Bambu Labが得意としてきた統合型の製品設計やソフトウェア体験を、レーザー加工機でも実現できるかが、R1の見どころになりそうです。
ただし、ティザーだけで購入を決めることはできません。現時点で整理できる事実は次のとおりです。
- 確認済み: Bambu Lab R1という製品が発表され、同社初の単体型レーザー彫刻・カッターと説明されている。2026年9月の登場が予告されている。
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- 報道内容: 一般消費者向けに高いコストパフォーマンスを狙い、xToolの市場に挑む戦略とされている。
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- 未確認: レーザー方式、出力、性能、対応素材、価格、安全機構、注文・出荷・配送日
R1を実際に評価できるようになるのは、Bambu Labが仕様表と安全関連資料を公開してからです。それまでは、期待される製品戦略と、確認済みの製品情報を分けて見る必要があります。