Glowmadeの『Rogue Fortune』は、呪われた財宝の神殿を攻略するシングルプレイ専用の見下ろし型アクション・ローグライトです。
最大の特徴は、金が報酬であると同時に、戦闘に必要なリソースでもあること。攻撃や回避、アビリティの使用で財宝を消費し、ダメージやイベントによって蓄えた金を失う危険もあります。つまり、強くなるために金を使えば使うほど、最終的に持ち帰れる財宝は減っていく可能性があります。
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XboxのGamescom 2026配信で発表され、発売は2027年予定。高速アクションに加えて、金の使い道を考える経済的な判断と、マス目にアイテムを組み込む空間パズルを組み合わせた作品です。
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15層を約30分で駆け抜ける
1回の攻略は15フロアで構成され、プレイ時間はおよそ30分を想定しています。Glowmadeは、ゲーム全体で約60時間分のコンテンツを予定しているとも説明しています。ただし、これは開発中の見積もりであり、製品版で変わる可能性があります。
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目的は、敵を倒して財宝をできるだけ多く集めることだけではありません。プレイヤーは常に、「次の戦闘を安全にするために、今ここで金を使うべきか」を判断することになります。
強力なアビリティを使えば危険な敵を早く倒せるかもしれません。しかし、そのぶん後半のフロアで使える資金は減ります。逆に金を温存しすぎれば、火力不足でダメージを受け、結果的にさらに多くの財宝を失うこともありえます。
ここで生まれるのが、強欲と安全策のせめぎ合いです。最も安全な選択が、必ずしも最も儲かる選択とは限りません。価値の高い部屋に進むことが、残った金では次のミスを支えられない危険な賭けになる場合もあります。
Personaが攻略の考え方を変える
登場キャラクターは**Persona(ペルソナ)**と呼ばれ、それぞれ異なる戦闘・経済的な個性を持っています。
たとえば「Miser(守銭奴)」は、最初から多くの金を持っている一方で、動きが遅く、体力も低いキャラクターです。豊富な資金で強力な選択肢を取れる反面、攻撃を受けて立て直すのは苦手。大きな所持金が、そのまま強みであり弱点にもなります。
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この仕組みによって、キャラクター選択は単なる見た目やステータスの違いにとどまりません。どれだけの危険を許容できるか、金をいつ使うか、神殿のどのルートを選ぶかまで、Personaごとに考え方が変わります。
バックパックの配置がビルドを決める
もうひとつの中核システムが、バックパック型のインベントリです。
武器やレリックにはテトリスのような形状があり、バックパックのグリッド内に収める必要があります。さらに、隣り合うアイテム同士がシナジーを発生させ、連鎖反応を起こすこともあります。
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新しいアイテムを拾えば、それで終わりではありません。
- バックパックのどこに置くか
- 既存のアイテムの隣に配置できるか
- 新しいアイテムのために何を外すか
- 配置変更によってビルド全体が強くなるか
こうした判断が必要になるため、インベントリは単なるボーナス一覧ではなく、ビルド構築そのものに関わる空間パズルになります。
配置の良いビルドなら、高額なアビリティを使う価値を高められるかもしれません。一方で、組み合わせが悪ければ、金を払っても期待した火力を出せない可能性があります。プレイヤーの強さは、何を手に入れたかだけでなく、どこに置いたかでも決まるわけです。
『Rogue Fortune』が一般的なローグライトと違う理由
ローグライトでは通常、目先の生存と長期的な強化のバランスが重要になります。『Rogue Fortune』はそこに、さらに複数のプレッシャーを加えています。
- 行動に経済的な代償がある:金はスコアやクリア報酬ではなく、プレイ中の行動を左右する資源です。
- 集めた財宝そのものが危険にさらされる:増やしたい資源を守りながら進む必要があります。
- アイテムの配置が強さに直結する:バックパック内の位置関係が、シナジーや連鎖反応を生みます。
- Personaによってリスクの基準が変わる:裕福だが脆いキャラクターと、素早さや耐久力に優れたキャラクターでは、最適な攻略ルートが異なります。
プレイ中は常に、「次の行動に金を払えるか」「財宝を守ったまま生き残れるか」「次のアイテムをビルドに組み込めるか」という3つの問いを突きつけられます。Glowmadeは本作について、強欲と苛烈な戦闘、幾何学的なパズルによる成長を組み合わせた作品だと説明しています。
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開発元Glowmadeと開発リード
『Rogue Fortune』を手がけるのは、イギリス南部ギルフォードを拠点とするGlowmadeです。同スタジオは2015年、Jonny Hopper、Mike Green、Adam Sibbickの3人によって設立されました。創業者たちはLionhead StudiosやMedia Moleculeでの経験を持つゲーム開発者です。
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本作のデザインを率いるのは、かつて『Fall Guys』でLiveOpsデザイナーを務めたOliver Wauters。繰り返し遊ぶラン、個性の異なるPersona、短いプレイ単位での判断が重視される本作の方向性と、同氏の経歴には接点があります。ただし、現在も開発中のため、最終的な仕様は今後変わる可能性があります。
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Glowmadeがこれまでにリリースした代表作は、Amazon Gamesと共同開発した**『King of Meat』**です。ユーザーがダンジョンを作成できる要素を備えた、オンライン協力型のハック&スラッシュ・ダンジョンゲームでした。
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発売日と対応プラットフォーム
『Rogue Fortune』の発売時期は2027年で、具体的な発売日はまだ発表されていません。現在案内されている対応機種は以下のとおりです。
- PC(Steam)
- PlayStation 5
- Xbox Series X|S
- Nintendo Switch
- Nintendo Switch 2
Steamのストアページでは発売年を2027年とし、ウィッシュリストへの登録を受け付けています。
8 Xboxストアにも掲載されていますが、ストアページが存在することと、発売日が確定していることは別なので注意が必要です。
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現時点で気になるのは、金を使うほど生存しやすくなる一方、最終的な財宝は減るという経済システムが、1回の攻略でどのような手触りになるかです。高額なアビリティ、失う危険のある財宝、そしてバックパック内のシナジーがうまく噛み合えば、かなり緊張感のあるローグライトになりそうです。
一方で、消費の重さが強く出れば、自由に攻撃や回避を使いにくい窮屈さにつながる可能性もあります。2027年の発売までに、Glowmadeがこの「強欲の報酬」と「強欲の代償」をどう調整するのかが注目されます。