AIデータセンターの構成にも大きな変化が起きつつあります。
これまでのクラスタ設計では、一般的に
という構成が多く採用されていました。
その背景には次のような処理の増加があります。
つまりCPUは単なるGPUの「ホストプロセッサ」ではなく、AIインフラの計算スタックの重要な部分になりつつあるのです。
この構造変化を受けて、市場予測も大きく引き上げられています。
AMDの見通しでは、サーバーCPUの総アドレス可能市場(TAM)は
一方、米Bank of Americaの予測では
どちらの予測も、AIインフラがこれまで想定されていた以上にCPU依存度の高い構造になるという点で一致しています。
市場拡大とともに、CPUアーキテクチャの競争も激しくなる見込みです。
Bank of Americaの分析では、2030年時点の市場構成は次のようになると予想されています。
ただし、クラウド企業による自社プロセッサ開発が進む中で、AMD・Intel・ARM系設計の最終的な勢力図はまだ流動的です。
AIインフラ需要の急拡大は、すでにAMDの事業にも影響を与え始めています。
AIハードウェアといえばGPUというイメージが強いですが、次のAIインフラでは構図が変わりつつあります。
AIエージェントが複雑なタスクを計画し、複数のツールやデータソースを横断して処理するようになるほど、システム全体を調整するCPUの役割は大きくなります。
もし現在の市場予測どおりに成長が続けば、AIインフラの次の主戦場はGPUだけでなくCPUにも広がることになるでしょう。
Comments
0 comments