もう一つ重要なのは、指数の構成です。
理由は単純で、半導体企業の時価総額が急増したためです。
その結果、次のような構造になっています。
つまり、AI半導体企業の上昇がそのまま新興国指数の上昇につながる構図になっているのです。
マクロ面では、米ドル安も重要な追い風です。
一般的にドルが弱くなると、新興国市場には次のようなメリットがあります。
資金フローもラリーを加速させています。
多くの機関投資家は長年、米国株を大きくオーバーウェイトしてきました。しかし
重要なのは、米国株が必ずしも弱いわけではないという点です。
ただし相対的に見ると、2026年は次の理由で新興国が優位になっています。
つまり、AIブームの“製造側”がアジアにあることが、資金の流れを変えています。
ただし、この上昇は決して盤石ではありません。いくつかのリスクが指摘されています。
台湾と韓国の指数は、実質的に
そのため、AI投資サイクルが鈍化すれば指数全体に影響が出ます。
需要が落ち込めば経済全体にも影響します。
緊張が高まれば、世界の半導体供給網や株式市場に大きな影響が出る可能性があります。
2026年の新興国株上昇は、次の2つの力が重なった結果といえます。
ただし、この上昇は新興国全体に広がっているわけではなく、台湾と韓国という半導体ハブに集中したラリーでもあります。
AIインフラ投資が続く限り、この地域は最大の受益者であり続ける可能性があります。一方で、その集中構造こそが将来の調整リスクにもなり得ます。
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