また、旧VR版との混同を避けるため、Vertigo GamesはオリジナルのVR版をArizona Sunshine VRに改名している 。同スタジオは『Metro Awakening』や『After the Fall』といったVRタイトルを手がけ続けており、VR事業を継続しながらも、最も認知度の高いフランチャイズを、ヘッドセットを持たないプレイヤー層にも開放するという、より広範な戦略を示した形だ
。
具体的な発売日はまだ確定しておらず、2026年内というリリースウィンドウのみが告知されている 。発表トレーラーは「Future Games Show Summer Showcase」のオープニングを飾り、同イベントにおいて本作がトップビリングの扱いを受けた
。
初代『Arizona Sunshine』が登場した2016年当時、本作はVRにおける本格的なゾンビシューターの先駆けであり、ブラックユーモアと、当時の同ジャンルに多かった陰鬱な屋内マップとは一線を画す、陽光降り注ぐ砂漠の舞台設定で注目を集めた。その成功は2023年の続編、そして2024年の現代VRヘッドセット向けグラフィックリメイクへと繋がっている 。2026年のフラットスクリーン版リメイクは、シリーズ誕生から約10年の節目にリリースされることになり、ゴーグルを必要としなかったより多くのプレイヤーに、アンデッドを撃ち抜く快感を届けることになる
。
この動きは、高い評価を得たVR専用タイトル(『Half-Life: Alyx』の非VRプレイ用Modなど)が、スクリーン上で第二の生を得るという近年のささやかな潮流に沿うものだ。『Arizona Sunshine』にとって、今回の飛躍は公式かつ決定的なものとなる。
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