Appleの「Surprise and Shine」発表では、新しいApple TV 4Kは登場しなかった。現行モデルは2022年発売で、A15 Bionicと4GBのメモリを搭載する。約4年にわたってハードウェア更新がないことを考えると、今回の見送りは目立つ動きだ。
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ただし、注目すべきなのは単なる処理性能の更新ではない。Appleのコードから見つかったとされる未発表の識別子AppleTV18,1は、A19世代を採用するApple TVを示すものと解釈されている。具体的には、A19+8GBメモリ、またはA19 Pro+12GBメモリの構成が候補とされる。どちらも未確認情報だが、現行の4GBから大きく増えることになる。
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見送りが示すものは「動画再生性能」以上の刷新
ストリーミング端末として見れば、4年前のチップでも4K動画の再生に不足があるわけではない。そのためAppleが更新を遅らせるとすれば、新しいソフトウェア体験、とりわけSiriのAI機能と製品を結び付けるためだと考えるのが自然だ。
報道では、次期Apple TVはiOS 27で提供が見込まれるSiriのAI機能に合わせて投入される可能性が伝えられている。
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28 Appleがこの機能を目玉に据えるのであれば、肝心の機能が利用可能になる前に対応ハードを出す理由は小さい。これは10月発売を確定するものではないが、9月以降の投入時期にも筋は通る。
AppleTV18,1から読み取れる可能性
このコード上の参照だけで、完成した製品や全機能が判明したわけではない。それでも、従来のA17 Pro採用説よりも強力なモデルをAppleが準備している可能性は高まった。
報じられたA19/A19 Proの選択肢では、メモリは8GBまたは12GBとなる見通しで、2022年モデルの4GBを大きく上回る。
9 増強されたチップとメモリは、うわさされるSiriのAI体験を動かすための余力になるとみられる。
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ただし、チップの種類、メモリ容量、AI機能の内容はいずれもAppleが公表していない。現時点ではリークと報道に基づく見通しとして扱う必要がある。
通信とスマートホームも更新候補
チップ以外にも、次期モデルには以下の強化がうわさされている。
- N1ワイヤレスチップ:Apple独自のN1を搭載し、Wi‑Fi 7、Bluetooth 6、Threadに対応する可能性が報じられている。
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- 新しいSiri Remote:macOSコードに新しいリモコンの識別子が見つかったとされる。ただし、外観や操作性、追加機能は分かっていない。
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- Threadによるスマートホーム連携:Thread対応のApple TVは、Threadボーダールーターとして機能し、対応アクセサリをホームハブ経由で自動化、通知、外出先からの操作につなげられる。Appleは、Apple TV 4K(第2世代)と第3世代のWi‑Fi + EthernetモデルをThread対応製品として案内している。
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Threadボーダールーターは、低消費電力のThread対応スマートホーム機器と、家庭内ネットワークなど異なるネットワークを橋渡しする役割を持つ。スマート照明やセンサーといった対応アクセサリを増やしている人にとっては、動画視聴以外でApple TVの存在感が高まるポイントになり得る。
もっとも、N1、Wi‑Fi 7、新Siri Remote、ホームハブ機能の拡張はいずれも正式仕様ではない。発表までは、確定情報として受け取るべきではない。
次に注目すべきは10月
イベント前の報道では、次期Apple TVと新しいHomePod miniは9月から10月の時期に発表される可能性があるとされていた。
19 9月の発表を終えてApple TVが登場しなかった今、年内発売を予定しているなら、残る有力な窓は10月になる。
Apple TVとHomePod miniを同時期に投入できれば、リビングルームとスマートホームを対象に、次の段階のSiriを中心とした訴求を組み立てやすい。ただしこれは、報じられている製品時期と機能の関連から導かれる見方であり、Appleが示した製品ロードマップではない。
確かな点は、現行Apple TV 4Kが今も販売されていること。そして、次期機はA19世代の性能、メモリ増量、AIとスマートホームを意識した仕様へ、大きく変わる可能性が出てきたことだ。
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