当局によると、被害を受けた主な場所は次の通りです。
この攻撃で少なくとも20人の民間人が負傷し、その中には17歳の少年も含まれていました。さらに2人が重体で集中治療室(ICU)に搬送されたと地域当局は発表しています。
被害が最も集中したのは市中心部に近い**プリモルスキー地区(Prymorskyi district)**で、高層マンションや5階建ての住宅に火災が発生しました。消防や救助隊は夜通し消火と救助活動を続けました。
この攻撃のわずか数日前、4月27日にも同市はドローン攻撃を受けており、子ども2人を含む14人が負傷。同じ地区で住宅や施設が損傷していました。
人口100万人を超えるウクライナ東部の都市ドニプロでも、同じ時期に複数回の攻撃が発生しました。ドニプロは前線後方の物流・ボランティア支援の拠点都市として知られています。
ロシアのドローン攻撃が住宅地を直撃し、13階建てのマンションが部分的に破壊されました。
この攻撃では
さらに、近くの店舗、車両、行政施設にも被害が出ました。
その2日後、ドニプロはさらに大規模な空襲を受けます。ウクライナ当局によると、ドローンとミサイルによる攻撃が12〜20時間以上続く波状攻撃となりました。
最終的な被害として報告されたのは次の通りです。
救助隊は瓦礫の中で行方不明者の捜索を続け、重傷者の一部は病院で集中治療を受けました。
攻撃により、以下の施設が損傷しました。
これは住宅地と産業地域の両方が広範囲に攻撃されたことを示しています。
こうした都市への攻撃は、ロシアとウクライナの戦争における長距離攻撃の激化の一部とみられています。
2026年4月には、ロシアが数百機のドローンと数十発のミサイルを組み合わせた大規模攻撃を実施したと報告され、ドニプロは主要な標的の一つでした。
さらに別の攻撃では、1日だけで800機以上のドローンが投入されたとウクライナ側が発表しており、攻撃が「波状」に行われる戦術が特徴となっています。
軍事アナリストによれば、こうした大量ドローンによる飽和攻撃は、防空システムを圧迫することを狙った戦術とされます。ミサイル攻撃と組み合わせることで、前線から離れた都市でも繰り返し打撃を与えることが可能になります。
オデーサとドニプロでの一連の攻撃により、住宅地や公共施設が損傷し、多くの住民が負傷しました。夜間に発生することが多いため、人々が自宅で休んでいる時間帯に被害が広がるケースも少なくありません。
ロシアとウクライナ双方が長距離ドローン能力を拡大する中、都市部への空襲は夜通し、あるいは一日中続く波状攻撃になることも増えていると報じられています。
オデーサやドニプロへの攻撃は、その戦術の変化と都市部への影響を象徴する事例となっています。