ただしこの冷却方法は非常に高価で扱いも難しく、基本的には世界記録などの短時間テストのために使われる特殊な手法です。
こうした記録では「実用性能」よりも 瞬間的な最大クロック が重視されます。そのため、オーバークロッカーは以下のような設定を行うことが一般的です。
今回の 9.206GHz は、ここ数年で更新されてきた記録をさらに押し上げるものです。
このレベルでは数MHzの差でも大きな成果とされ、ハードウェア選別や設定調整に長時間の試行錯誤が必要になります。
興味深い点は、この記録が 最新CPUではなくRaptor Lake Refresh世代の14900KF で達成されたことです。
理由として主に次の3つが挙げられます。
成熟したシリコンとプラットフォーム
長年の検証により、高クロックに向く個体や設定がよく理解されています。
それでも、この種の記録は半導体の潜在能力を示す重要な指標でもあります。そしてオーバークロックの世界では、次の大きな目標がまだ残っています。
それは CPUクロック10GHzの壁。今回の記録は、その目標にまた一歩近づいたと言えるでしょう。
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