結論:大規模なベータだが、初日は接続と調整に課題
『Call of Duty: Modern Warfare 4』の最初のベータ週末は、Call of Duty: NEXTの終了直後となる2026年8月21日に開幕しました。マルチプレイヤーだけでなく、Warzone関連コンテンツや、シリーズ史上初めてベータで遊べるキャンペーンミッションまで含む、従来より幅広いプレビューです。
一方で、開始直後から一部プレイヤーがログインやアクセス、権利認証の問題に遭遇。ゲーム内では、足音が大きすぎる、武器のキルまでの時間(TTK)のバランスが適切でない、マップ投票がないといった声に加え、スポーンやPC版のカクつきなども指摘されました。31355
なお、公開情報からは接続失敗がサーバー容量不足だけに起因したのか、すべての問題に共通する単一の技術的原因があったのかまでは確認できません。
先行アクセスの期間と参加条件
第1週末の先行アクセスは、太平洋時間(PT)8月21日午前11時に始まり、8月25日午前10時まで実施予定です。対象は、PS5、Xbox Series X|S、Xbox版PC、Steam、Battle.netのプレイヤー。『Modern Warfare 4』を予約・事前購入した人、または対象のベータコードを引き換えた人が参加できます。31315
ベータ開始時に遊べた内容
初期ビルドには、次の6マップと8つのモードが用意されました。4710
マップ
- Rooftops
- Silkworm
- Transit 213
- Cachette
- Lotus
- Kill Block
モード
- Team Deathmatch
- Domination
- Hardpoint
- Kill Confirmed
- Search & Destroy
- Inflation
- Gunfight各種
- Mobility Course
このほか、ベータ全体のコンテンツとしてGround WarやWarzoneのResurgenceも含まれます。ただし、すべての要素が常に同じプレイリストで遊べるとは限りません。6810
ベータ初登場のキャンペーンミッション「Entrenched」
今回の大きな目玉は、単独で遊べるキャンペーンミッション「Entrenched」です。『Call of Duty』シリーズで、ベータテストにプレイ可能なシングルプレイヤー用キャンペーンミッションが収録されるのは初めてです。1910
プレイヤーは、架空の北朝鮮による侵攻を受けた韓国を舞台に、韓国軍の作戦へ参加します。
Infinity Wardが実施した主な修正
足音とゲーム内音声
開幕直後に特に目立った不満が、敵の足音や装備音の大きさでした。Infinity Wardは敵の足音とギア音について、音量と聞こえる距離を引き下げています。また、戦闘中に重要な情報を聞き取りやすくするため、爆発音など他の音声要素も調整しました。424657
武器性能とTTK
プレイヤーからは、敵を倒すまでの時間が短すぎるなど、初期のTTKバランスへの指摘も出ました。これを受け、ISO NightshadeやOris 8.6の弱体化、Frangible弾の効果調整などが行われています。465052
マップ投票
マップ投票も優先修正項目の一つでした。Infinity Wardは、投票を機能させるには少なくとも4マップが必要だと説明。新マップのCachetteが加わったことで条件が整い、マップ投票が有効化されました。505257
バグ、スポーン、安定性
修正対象には、光学サイトの表示不具合、アニメーションの不整合、パーティー参加の問題、PC版のカクつきなども含まれます。475355
ただし、Infinity Wardはスポーンについて「まだ改善が必要」と認めています。そのため、今回のベータは完成版の先行公開というより、プレイヤーの反応を見ながら調整を続けるテスト環境と考えるのが適切です。47
オープンベータで変わること
第2週末のオープンベータは、太平洋時間8月28日午前10時から9月1日午前10時まで。先行アクセスとは異なり、予約購入やベータコードは必要ありません。PS5、Xbox Series X|S、PCに加えて、Nintendo Switch 2もこの週末から参加します。131534
コンテンツの追加スケジュールは変動しています。8月23日のアップデートではLotus、3対3のGunfight、Cachette、Inflationなどが追加されました。一方、Lithiumは同アップデートではなく、翌週に追加される予定だと報じられています。4647
Warzone側では、Zodiac Resurgenceマップもベータの大きな要素です。Ground Warも含まれるため、今回のベータは通常の6対6マルチプレイヤー体験にとどまらない、より広範なテストになります。6810
Switch 2版の性能は?
Nintendo Switch 2は先行アクセス期間には含まれていませんが、オープンベータに先立ち、一部のクリエイターやメディアがプレビュー版を試しています。初期報告では、ドック接続時と携帯モードのいずれも、おおむね毎秒60フレームを目標とし、負荷の高い場面では低下することがあるとされています。1819212627
その代わり、解像感の低さ、短い描画距離、ぼやけたテクスチャ、目立つポップインといった妥協点も報告されています。18202226 これらは第三者によるプレビュー時の印象であり、製品版やすべてのベータセッションでフレームレートが固定されることをActivisionが保証したものではありません。
また、Switch 2版の「コード・イン・ボックス」方式や、最終的なダウンロード容量・必要ストレージについては、提供されたメーカーおよびプラットフォームの公式情報だけでは十分に確認できません。Activisionまたは任天堂が正式な販売・容量情報を公開するまでは、未確認情報として扱うべきです。
製品版の発売日はいつ?
『Call of Duty: Modern Warfare 4』は、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC、Nintendo Switch 2向けに2026年10月23日発売予定です。3944
ベータ初日に発生した接続問題だけで、製品版の完成度を判断することはできません。ただし今回のテストからは、Infinity Wardがプレイヤーの反応を見ながら、足音、武器性能、マップ投票、マップ数、スポーン、PCの安定性を短期間で調整していることが分かります。
次に注目すべきなのは、参加者が大きく増えるオープンベータで、これらの修正が維持されるかどうかです。特にSwitch 2版の実際の負荷時性能、Lithiumの追加時期、接続の安定性は、8月28日以降に確認したいポイントになります。