価格に敏感な市場が多い中南米では、このような調整が出荷維持に大きく影響したとみられる。
メーカー別では、サムスンが明確なトップだった。
エントリー向けのGalaxy Aシリーズからプレミアムモデルまで幅広いラインアップを持つことが、中南米の多様な価格帯の需要を取り込む要因となった。
サムスンに続く主要メーカーも好調だった。
価格帯別に見ると、需要の強さは均一ではない。
この「プレミアムは強く、格安は苦戦」という構図は、新興市場全体で広がりつつあるトレンドでもある。
ただし、アナリストはこの成長が長く続くとは限らないと見ている。
在庫の前倒し分が消化されると、メーカーはより高い価格で新モデルを出荷せざるを得なくなる。価格に敏感な中南米市場では、これが需要を冷やす可能性がある。
つまり、2026年Q1の好調な数字は、実際の需要の急増というより「出荷タイミングの効果」も含んだ結果といえる。
今後の市場の行方は、
といった要因に大きく左右される。
スマートフォン市場では、出荷の増減が必ずしも需要そのものを示すわけではない。2026年Q1の中南米市場は、その典型的な例と言えるだろう。
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