NATOが主導する**「PURL(Prioritised Ukraine Requirements List:優先ウクライナ必要装備リスト)」**は、ウクライナへの軍事支援を加速させるための新しい調達の仕組みとして注目されています。欧州などの同盟国が資金を出し、米国製兵器を購入してウクライナに供給する方式で、すでに実戦で使用されている装備もあるといいます。
NATO欧州最高司令官「兵器はすでに届き戦場で使用」
NATO欧州連合軍最高司令官(SACEUR)のアレクサス・グリンケビッチ将軍は、PURLを通じた米国製兵器と弾薬の調達は継続しており、ウクライナへ供給されていると説明しました。対象には、防空システムで都市防衛に使われる迎撃ミサイルなど重要装備が含まれます。![]()
さらに将軍は、欧州の同盟国が資金を拠出して購入した米国製装備はすでにウクライナに到着し、実際に戦場で使用されていると述べています。![]()
PURLプログラムとは
PURLは、NATOが調整役となり、ウクライナが最も必要としている装備を迅速に調達するための仕組みです。
通常の軍事援助とは異なり、同盟国が資金を出して米国の防衛産業から新たに装備を購入し、それをウクライナに供給します。![]()
この仕組みでは、NATO欧州連合軍最高司令官がウクライナ軍の作戦上の必要性をもとに優先装備リストを作成し、各国がその調達資金を拠出します。![]()
特に重点が置かれているのは、欧州だけでは迅速に供給しにくい装備です。代表例が、高度な防空迎撃ミサイルや特殊弾薬です。
参加国と資金規模
この取り組みにはすでに複数のNATO加盟国が参加しています。
- 少なくとも6カ国が参加
- 4つの防衛支援パッケージで総額20億ドル以上を拠出
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