ミントロケットがバンチョを主役に据えた理由も明かされています。それは、公式が実施したファン人気投票で彼がトップに輝いたから。元々のクールなキャラクター性に加え、プレイヤーからの熱い支持が、今回のスピンオフ企画を後押ししました 。
本作のコアは、料理シミュレーションとロールプレイングゲーム(RPG)を融合させた全く新しいゲーム体験です。
また、PS5版では、DualSenseワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバックとアダプティブトリガーを活用し、包丁やフライパンを扱う感触をより直感的に感じられるように設計されていることも、公式からアナウンスがありました 。
今回の発表で驚きを与えたのが、グラフィックスタイルの変更です。前作『デイヴ・ザ・ダイバー』が美麗なドット絵(ピクセルアート)を基調としていたのに対し、『Bancho the Chef』はカートゥーン調の2.5Dスタイルを採用しています 。これは単なるグラフィック強化ではなく、前日譚としての雰囲気を独立させ、よりポップで親しみやすい印象を与える狙いがあるといえるでしょう。ゲームズレーダーも、このトレーラーの印象を「とにかく楽しい」「前日譚としてこれ以上なく馬鹿馬鹿しくて最高だ」と評しています
。
現在、公式に対応が発表されているプラットフォームはPlayStation 5とPCのみです
。Nintendo Switch 2やXbox Series X|Sなど、他のプラットフォームでの展開は今のところアナウンスされていません。
今回のスピンオフ発表は、ミントロケットが「デイヴ・ザ・ダイバー」IP(知的財産)の世界的な拡大を本格化させている証拠でもあります。開発チームは以前から「このIPで別のゲームを作りたい」と公言しており 、本作はその意思の具体的な結実といえるでしょう。
さらに、本編の拡張や新規展開も同時に進行中です。
『デイヴ・ザ・ダイバー』本編の最大規模のストーリー拡張となるDLC「In the Jungle」。デイヴがブルーホールを離れ、新たな淡水ジャングルエリア「ウタラ村」を探索する内容で、ボリュームは約10時間と発表されています。当初は2025年後半を予定していましたが、2026年初頭に延期。現在、ゲーマツなどの情報筋は2026年6月18日の配信を示唆しています
。
ミントロケットは、2025年末に公開した開発者向けビデオ(Dev Dive)の中で、『デイヴ・ザ・ダイバー』のモバイル版を開発中であることを正式に認めました
。詳細はまだ明かされていませんが、「準備が整い次第ニュースを共有する」としています。
今回の「State of Play」での発表は、サプライズヒットから始まった『デイヴ・ザ・ダイバー』フランチャイズが、大型DLC、モバイル移植、そしてジャンルを横断する完全新作スピンオフという強力な布陣で、ひとつのユニバースを形成し始めたことを示しています。
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