また、フランスのエマニュエル・マクロン大統領やフィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領も、最終的な和平に向けてロシアとの直接的な接触が必要になる可能性をめぐる議論に関わっているが、EUとしての統一見解には至っていない。
一方、カラス氏自身は慎重な姿勢を示している。EUはまだロシアと交渉する準備が整っておらず、まず加盟国同士で交渉の目的や要求事項を整理する必要があると強調している。
ロシア側は、EUの現外交トップよりも別の人物が交渉役になることを示唆している。
プーチン大統領は、ドイツの元首相ゲアハルト・シュレーダー氏がロシアと欧州の仲介役になり得る人物として名前を挙げた。欧州側が信頼し、なおかつロシアに対して強い敵対発言をしていない人物が望ましいという考えを示した形だ。
この発言は、ロシアがより対立色の弱い交渉相手を求めていることを示唆している。
EU内の立場の違いが解消されない限り、ウクライナ戦争をめぐる将来の交渉でEUがどのような役割を果たすのかは依然として不透明なままとなっている。
Comments
0 comments