ファーウェイは2026年10月1日、中国で「Mate 90」シリーズを発表し、同日発売しました。全5モデルに自社開発のKirinチップとHarmonyOS 7を採用。価格は標準モデルの5,999元から、最上位のRS Ultimate Designの12,999元までです。
発表のもう一つの目玉が、対応するMate 90に装着するカメラモジュール「XMAGE Z10」。スマートフォンのカメラにかぶせるだけの望遠レンズではなく、独自のセンサーとズームレンズを備えたカメラです。
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Mate 90のモデルと中国での価格
ラインアップは、Mate 90、Mate 90 Pro、Mate 90 Pro Max、Mate 90 Pro Max Collector’s Edition、Mate 90 RS Ultimate Designの5機種です。中国での各モデルの開始価格は次のとおりです。
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| モデル |
中国での開始価格 |
| Mate 90 |
5,999元 |
| Mate 90 Pro |
6,999元 |
| Mate 90 Pro Max |
9,499元 |
| Mate 90 Pro Max Collector’s Edition |
10,999元 |
| Mate 90 RS Ultimate Design |
12,999元 |
シリーズは中国で発売済みです。一方、発表時の報道からは、中国以外での販売予定は確認できません。
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KirinチップとHarmonyOS 7
搭載チップはモデルごとに異なります。Mate 90はKirin 9030、Mate 90 ProはKirin 9035を採用。Pro Max各モデルとRS Ultimate Designには、Kirin 9050 Proが搭載されます。OSは全モデル共通でHarmonyOS 7です。
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ファーウェイはKirin 9050 Proの設計を「LogicFolding」または「LogicFolding Tau」と呼び、Pro Max世代では前世代に比べて総合性能が31%向上したとしています。ただし、これはメーカーの説明です。提供された報道資料では、この向上幅を裏付ける独立したテスト結果は確認できません。
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「12,000ニト」はどんな測定値?
Mate 90 Proの画面は、画面平均輝度レベル(APL)1%の条件で最大12,000ニトに達すると報じられています。
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APLは、テスト画像全体に対する平均的な明るさを示す指標です。1%という値は、平均輝度を低くしたテストパターンで測定したことを表します。そのため、「画面全体が常時12,000ニトで光る」という意味ではありません。
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Pro MaxのSIM対応と初回大型アップデート
Mate 90 Pro Max向けの初回大型アップデートは、約745MB。通信機能やAIツールの追加に加え、システムの改善が含まれると報じられています。
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注目される機能の一つは、電話番号を最大4つ登録できるというものです。内訳は物理SIM 2枚とeSIM 2つで、そのうち3つを同時に待ち受け状態にできるとされています。
17 ただし、別の仕様情報では、中国本土で3番号を同時待ち受けする際に通信事業者に関する条件が記載されています。利用できるSIM構成や条件が地域・通信事業者によって異なる可能性があるため、どこでも同じように使えるとは限りません。
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XMAGE Z10はスマホに装着する「もう一台のカメラ」
中国名を「睿影 Z10」というXMAGE Z10は、1インチセンサーと有効画素数5,000万画素のセンサーを内蔵した着脱式カメラです。レンズは35mm判換算で24〜240mmをカバーし、連続10倍の光学ズームに対応します。撮影時の構図確認や画像処理には、接続したスマートフォンを使います。
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装着には専用マウントを使います。ファーウェイの仕様では、対応機種はMate 90 Pro Max Collector’s EditionとMate 90 RS Ultimate Design。通常のMate 90 Pro Maxは対応機種に含まれていません。
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12 そのため、Pro Maxを購入しても、Z10をそのまま使えるとは限らない点に注意が必要です。
62mmではなく77mmフィルターが必要な理由
ファーウェイが指定するZ10のフィルター径は77mmです。
8 レンズキャップの直径として見かける62mmは、フィルター径とは別のサイズです。
ファーウェイによると、62mmのフィルターを取り付けると、色処理に使うRed Mapleのマルチスペクトルセンサーをふさいでしまい、色再現に影響する可能性があります。
4 フィルターを選ぶ際は、キャップのサイズではなく、仕様に記載された77mmを確認してください。
確認できていること、まだ分からないこと
発表内容と報道から確認できるのは、中国での5モデルの展開と価格、KirinチップとHarmonyOS 7の採用、そしてXMAGE Z10の主なカメラ仕様です。中国以外での販売予定は確認できず、性能向上の数値もファーウェイが示したものです。
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また、Pro Maxの複数番号待ち受け機能は、SIM構成や地域、通信事業者の条件を確認する必要があります。
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