この訪問は、台湾の技術力と産業基盤に対するポーランド側の関心の高まりを象徴するものとみられている。
近年とくに注目されているのが、ドローンなど先端技術分野での協力だ。
2025年7月には、台湾の「Asia UAV AI Innovation Application R&D Center」、台湾・ポーランド商工会議所、Jmem Technology、ポーランドのFC Auto Systemが、サイバーセキュリティモジュールや車載電子、ドローン応用などの分野で産業協力を進める覚書(MOU)を締結した。
さらに台湾のドローン産業連合とポーランドの無人システム業界団体も、ドローン技術の共同開発やサプライチェーン構築を目指す協定を締結している。これらの取り組みは、中国中心の供給網に依存しない新しい産業ネットワークを構築する狙いもある。
台湾とポーランドは、民主主義、人権、法の支配といった価値を共有している点も協力の基盤になっている。
江氏は、この共通の価値観こそが両国関係を単なる貿易関係以上のものにしていると強調する。信頼できるサプライチェーン、技術革新、そして欧州とアジアを結ぶ新しい協力の枠組みづくりに向け、台湾とポーランドの連携は今後さらに広がる可能性がある。
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