Evan Blass氏が公開した、赤・白・黒の折りたたみiPhoneとされる画像は、Appleの次期製品を正確に示したものではないようだ。BloombergのMark Gurman氏は、画像について「Xiaomiから来たものだと聞いている」とし、Appleの折りたたみiPhoneに赤や緑のモデルはないと説明した。画像は「何らかの理由でXiaomiが作ったレンダリング」だという。116
Blass氏はデバイス情報のリーカーとして広く知られている一方、Gurman氏もApple関連の報道で有力な情報源の一人だ。両者の見解が公に食い違ったことで、今回の画像は、Blass氏の通常のリークほど強い根拠として扱いにくくなっている。12
ガーマン氏は画像について何を指摘したのか
Blass氏が投稿した画像には、うわさされている「iPhone Ultra」と呼ばれる折りたたみモデルが、ブラック、ホワイト、鮮やかなレッドの3色で描かれていた。これに対しGurman氏は、画像がApple製品の実物に基づくものではなく、Xiaomiに由来すると反論。さらに、赤と緑のカラーは採用されないと明言した。116
ただし、この発言によって製品の最終仕様がすべて確定したわけではない。「iPhone Ultra」という名称自体も未確認であり、Appleはデザインやカラー展開を公式発表していない。2
画像が疑われていた理由
Gurman氏の反論以前から、レンダリングには本物のリーク画像というより、コンセプト画像や生成画像を思わせる点があった。
- ソフトウェア画面が一致しない。 ステータスバーには、iOS 27で想定される表示ではなく、古いiOS 26風のバッテリーアイコンが使われていた。59
- 赤色が従来のうわさから外れていた。 これまでの報道では、ブラック、ホワイト、シルバー、あるいは控えめな濃色が中心で、鮮やかな赤の折りたたみiPhoneを示す情報はほとんどなかった。13
- 信頼できる裏付けがなかった。 Gurman氏の発言前に、赤色モデルを支持する確かな別情報は確認されていなかった。69
これらの点だけで画像の出どころを断定することはできない。しかし、少なくともAppleの最終デザインを示す証拠としてではなく、未確認のレンダリングとして見るのが妥当だった。
Appleが採用すると報じられている色は?
これまでのうわさで比較的一貫しているのは、落ち着いたカラー構成だ。白またはシルバーに加え、スペースグレー、ブラック、ダークブルー、インディゴなどと表現される濃い色が候補として挙げられている。131213
一方、2色目については情報が割れている。濃いグレーやブルーになるという報道がある一方、発売時点では白のみになる可能性を示すうわさもある。11213 現時点で最も無難な見方は、白系カラーの情報が比較的強く、もう一方の色、あるいは2色展開そのものはまだ固まっていないというものだ。
Gurman氏の発言は赤と緑を候補から外す材料にはなるが、濃色モデルがブラック、ブルー、インディゴのどれになるのかまでは明らかにしていない。16
Blass氏とGurman氏の対立が注目される理由
リーク情報は、複数の独立した情報源が同じ内容を示したときに信頼性が高まる。今回の赤色モデルは見た目のインパクトこそ大きかったものの、従来のうわさから大きく外れ、事前の裏付けも乏しかった。そのため、画像の中でも特に反証されやすい要素だったといえる。69
また、著名なリーカーが公開したレンダリングであっても、公式画像とは限らないことを改めて示す事例でもある。インターフェースの不整合、第三者による裏付けの不足、そして別の有力なApple情報筋による直接的な否定を踏まえると、今回の赤い画像をAppleの発売カラー予測に使うのは避けた方がよい。125
折りたたみiPhoneはいつ、どこで発表される?
Appleは、9月9日(水)午前10時(太平洋時間)から、カリフォルニア州クパチーノのApple Parkでイベントを開催すると発表している。この場でiPhone 18 Proシリーズと、Apple初の折りたたみiPhoneが発表されると広く予想されているが、正式名称やカラー展開はまだ確認されていない。119
正式発表までの現時点で最も根拠のある見方は、折りたたみiPhoneが白またはシルバーを含む控えめな色で登場し、濃色の候補についてはブラック、ブルー、インディゴなどの間で情報が揺れているというものだ。少なくとも、今回話題になった赤いモデルをそのままAppleの製品像と考えるべきではない。