Azulは、Baseの実行レイヤーを単一のクライアント 「base-reth-node」 に統合し、これをコンセンサスクライアントの **「base-consensus」**と組み合わせます。op-geth、op-reth、nethermind、kona といった旧来のOP Stackクライアントを実行していたノードは、ネットワークをサポートしなくなるため、アップグレード前に移行が必要でした 。この統一されたアプローチは、ノードの運用を簡素化し、パフォーマンスを向上させます。
パフォーマンスの向上は、メインネットでの有効化以前から現れていました。ローンチに至るまでの2か月間で、Baseネットワークの 空ブロックの数は約99%削減され、1日あたり約200個から約2個にまで減少しました 。同じ期間に、ネットワークは毎秒5,000トランザクション(TPS) の処理能力を複数回にわたって達成しました
。
今回のアップグレードは、BaseをEIP-7825(トランザクションあたりのガスリミットを約1700万ガスに制限する機能を含む)といった、イーサリアムの最新実行レイヤー仕様「Osaka(オオサカ)」にも準拠させます 。これにより、Baseは独立したレイヤー2として運用を続けながら、進化するイーサリアムの標準との互換性を維持します。
Azulアップグレードは、単なるパフォーマンス改善ではありません。マルチプルーフを有効化し、完全に独立したクライアントスタックを採用したことで、Baseは「Stage 2」の分散化に向けた、これまでで最大の一歩を踏み出しました。セキュリティ評議会の介入なしに証明システムの欠陥をオンチェーンで検出する能力、より高速な出金の確定、そして簡素化されたノードアーキテクチャは、激化するレイヤー2競争において、Baseをより強力な立場に押し上げるでしょう。
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