英国の量子コンピューター企業Universal Quantumは、シンガポールに欧州外で初となる専用の研究開発(R&D)センターを設ける計画です。同拠点は同社のアジア太平洋地域におけるR&D活動の中核となります。中心となるのは、イオントラップ・チップの製造工程開発と統合です。同社のチップ設計の知見を、シンガポールの製造・パッケージング能力と組み合わせます。
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これは、同社のトラップドイオン型量子コンピューター開発に向けたエンジニアリング体制を整える計画です。誤り耐性を備えたシステムがすでに完成したことを意味するものではありません。
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シンガポール拠点で取り組むこと
「R&D Competency Centre」と呼ばれるこの拠点では、先進的なイオントラップ・チップの工程開発と統合を進める予定です。Universal Quantumのチップ設計と、シンガポールの製造・パッケージング能力を結びつけ、より大規模で拡張可能なトラップドイオン型量子コンピューターの開発を支えます。
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拠点の役割は製造に限りません。チップ開発から量子アルゴリズムまで、シンガポールが持つ幅広い能力を活用する見通しです。
2 また、今回の進出は、同社とシンガポールの国家量子局(National Quantum Office)との連携を基盤としています。
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シンガポールを選んだ背景と投資規模
シンガポールの報道によると、Universal Quantumが進出先に選んだ理由として、現地のエコシステム、政府の量子戦略、産業界や研究機関のパートナーの質が挙げられています。ただし、報道では具体的なパートナー名は示されていません。
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今回の計画は、シンガポールのより大きな量子技術振興策の中に位置づけられます。同国は国家量子戦略を通じて3億シンガポールドルを投じる方針で、2002年以降の量子分野への投資は累計4億シンガポールドルを超えています。
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これとは別に、Universal Quantumのシンガポール拠点への投資額は3,000万シンガポールドル超と報じられており、EDBIが戦略投資家として参加します。
6 国家全体の量子分野への投資額と、同社拠点への投資額は別の数字です。
初期チームは25人、拡大時期は未公表
拠点は25人のチームで立ち上げる予定で、Universal Quantumのアジア太平洋ハブとして機能します。
28 チームを今後拡大する計画も報じられていますが、その後の目標人数や拡大の時期は、現在確認できる情報では明らかになっていません。
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つまり、初期の人員規模は示されている一方、将来どこまで拡大するか、そのペースはまだ不透明です。