Xiaomiは、大型Androidタブレット「Xiaomi Pad 9 Pro Max」を中国で発売した。8GBメモリー/256GBストレージの基本モデルは4,799元からで、発売時の報道では約715米ドル相当とされる。自社開発の「Xring O3」チップを初採用したタブレットで、同じプラットフォームを使う「Xiaomi 18 Fold」と同時に登場した。とはいえ、日本、米国、英国などを含む国際市場での販売計画は、現時点で発表されていない。
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価格と販売地域:現状は中国向け
中国での価格は以下の通り。
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| 構成 |
中国価格 |
| 8GB + 256GB |
4,799元 |
| 12GB + 256GB |
5,299元 |
| 16GB + 256GB |
5,799元 |
| 12GB + 512GB |
6,099元 |
| 16GB + 512GB |
6,599元 |
| 16GB + 512GB、Soft Light Screen |
6,899元 |
| 16GB + 1TB、Soft Light Screen |
7,899元 |
中国ではすでに販売されているが、他地域の発売時期は確認されていない。
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32 したがって、中国価格を日本での想定販売価格としてそのまま捉えることはできない。個人輸入を検討する場合は、中国向けソフトウェア、保証範囲、利用できるサービス、アクセサリーの互換性、国内サポートの有無を事前に確認したい。
自社製3nmチップ「Xring O3」を初搭載
Pad 9 Pro Maxは、Xiaomiの**3nmプロセス製造「Xring O3」**を搭載する初のタブレットだ。Xiaomi 18 Foldも同じチップを採用している。
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報道されているCPU構成は10コアで、内訳は以下の通り。
- C1-Ultraコア×2:最大4.35GHz
- C1-Premiumコア×4:3.68GHz
- C1-Proコア×4:3.15GHz
GPUは16コアのMali-G2-Ultra。第3世代のレイトレーシング対応、トランジスタ数240億個も報じられている。
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ベンチマークは期待材料。ただしM5との比較はまだ早い
XiaomiはXring O3について大きな性能値を提示している。発売前にはAnTuTu V11で525万点を公称し、CPUとGPUの性能はApple M5搭載タブレットに匹敵すると説明した。
29 発売後の報道では、XiaomiがAnTuTu V12で561万点超を主張したとされる。ただし、ベンチマークのバージョンが異なるため、両スコアを単純比較することはできない。
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また、約16GBメモリーの試験機とされるGeekbenchの掲載結果では、シングルコア3,474点、マルチコア13,229点を記録。Android 17と、最大4.36GHzのCPU動作も示されている。
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これらは注目すべき数値だが、Apple M5を上回る、あるいは同等だと結論づける材料には不足する。OS、メモリー容量、冷却設計、電力制御、ベンチマークの版によって結果は変わるためだ。ゲームや動画編集などの長時間負荷で性能を維持できるかを含め、市販機による独立した検証を待つ必要がある。
13.3インチ・144Hzの3:2液晶、最大16GB/1TB
メモリーは8GB、12GB、16GB、ストレージはUFS 4.1の256GB、512GB、1TBを用意する。最上位の16GB/1TBモデルには、最大10,667MbpsのLPDDR6メモリーを採用。Xring O3のメモリー帯域幅は最大113.8GB/sと報じられている。
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13.3インチのLCDは、文書作成やマルチウィンドウ作業に向く3:2比率で、解像度は3,408×2,272ドット。リフレッシュレートは最大144Hz、公称ピーク輝度は最大1,000ニト、色精度は約ΔE 0.47とされる。
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そのほか、12ビットカラー、DCI-P3、HDR10、HDR Vivid、Dolby Visionへの対応も報じられている。いずれもメーカー公称を含む仕様であり、実際の表示性能については計測レビューでの確認が必要だ。
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本体は標準モデルで厚さ5.67mm、重量645g。Soft Light版は653gとされる。上位構成で選べる「Soft Light Screen」は、反射を抑えることを狙ったナノテクスチャー仕上げで、7,899元の16GB/1TBモデルには標準で搭載される。
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12,000mAhバッテリーとHyperOS 4
バッテリー容量は12,000mAhで、120W有線充電に対応する。ソフトウェアは、発売報道によるとAndroid 17ベースのHyperOS 4を搭載する。
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実使用での電池持ち、充電完了までの時間、発熱、6アプリ分割画面の使い勝手については、現時点の仕様情報だけでは判断できない。購入判断には実機レビューが重要になる。
なお、一部の初期報道ではポータブルモニターのような利用にも触れられていたが、USB-C経由のDisplayPort入力の具体的な実装は、提供された発売後情報だけでは裏付けられない。有線映像入力を目的にする場合は、対応可否とアクセサリー互換性を購入前に直接確認したい。
M5搭載13インチiPad Proとの価格差は大きいが、単純比較はできない
発売時の為替換算を基準にすると、Pad 9 Pro Maxの4,799元は約715米ドル。米国でのM5搭載13インチiPad Proの開始価格1,199米ドルと比べると、エントリー価格には大きな開きがある。16GB/1TBかつSoft Light Screen搭載の最上位モデルでも7,899元、約1,176米ドルと報じられ、Appleの基本モデル価格に近い水準だ。
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ただし、この比較は同条件ではない。Xiaomiの価格は中国国内価格であり、国際発売も未定。OSとアプリ環境、ディスプレイ方式、アクセサリー、保証、そして第三者が確認した持続性能も両機で異なる。
結論として、Pad 9 Pro Maxは、大画面144Hzディスプレイ、大容量バッテリー、120W充電、新しい自社チップを中国価格4,799元から組み合わせた、非常に攻めたフラッグシップタブレットだ。 一方で日本の購入者にとっては、正式な国内展開が発表されていないこと、そしてXring O3の独立した実機検証がまだ十分でないことが、購入を急がない理由になる。
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