最上位CPU構成の例:
3D V‑CacheはCPU上のキャッシュ容量を増やす技術で、CADの大規模アセンブリやシミュレーションなど、メモリアクセスが多い処理で効果を発揮します。
グラフィックスは最大で NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Workstation Edition を搭載可能。AI処理や高度な可視化を想定したプロ向けGPUです。
主なGPU仕様:
用途例:
構成によっては、消費電力と冷却を抑えた RTX PRO 6000 Blackwell Max‑Q バージョンも選択可能です。
プロ用途を想定し、大容量メモリと柔軟なストレージ構成をサポートしています。
メモリ:
ストレージ:
高速NVMe SSDを作業用ディスクとして使い、大容量HDDをデータ保管用にするなど、ワークフローに応じた構成が可能です。
高性能CPUやGPUに対応するため、ThinkStation P4は強化された冷却と拡張性を備えています。
主なハードウェア仕様:
30Lのタワーサイズは、拡張性と冷却性能のバランスを重視した設計です。
LenovoはThinkStation P4を、CPU・GPU・メモリを同時に活用するプロ用途向けとして位置付けています。
主な利用分野:
また、多くのプロ向けソフトウェアに対して ISV認証 を取得しています。
主な対応ソフト:
ISV認証とは、ソフトウェアベンダーがハードウェア環境での動作や性能を検証・保証する仕組みです。
ThinkStation P4は複数の業務用OSに対応しています。
そのため、企業のエンジニアリング環境やAI開発環境にも導入しやすい設計です。
Lenovoはこのワークステーションを 「NXT BLD 2026」イベント(ロンドン、2026年5月13日〜14日) で公開しました。
発売は 2026年6月から一部のグローバル市場で開始予定 とされています。
発表時点では、ThinkStation P4の公式価格は公開されていません。
CPU、GPU、メモリ、ストレージなどの構成に応じて価格は大きく変動すると見られます。特に RTX PRO 6000 Blackwell はプロ向けの高価格GPUであるため、上位構成ではかなり高額になる可能性があります。
ThinkStation P4は、AMD Ryzen PRO 9000シリーズ(3D V‑Cache対応)とNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell を組み合わせた新しいミドルクラスのプロ向けワークステーションです。
これらの仕様から、CAD、シミュレーション、3D制作、AI開発などの高負荷ワークフローをデスクトップ環境で処理するための強力な選択肢として位置付けられています。