現時点で報告されている主要仕様は以下のとおりです。
この数値からも、極端に軽いレーシングフラットというより、トレーニングで繰り返し使うことを想定したシューズだと分かります。テンポ走、インターバル、スピード練習を主な用途としながら、通常の走行距離にも対応できるクッション性を目指しています。
『Runner’s World』の約1カ月にわたるテストでは、ゆっくりしたジョギングから4マイル(約6.4km)のテンポ走まで、幅広いペースで使えると評価されました。ZoomXフォームによるかかとの柔らかな着地、露出したAirユニットによる切れのある蹴り出し、そして前足部のフィット改善が好印象として挙げられています。
ナイキが掲げる「犠牲のないスピード」というメッセージは、レースシューズのような躍動感と、繰り返しの練習に耐えるトレーナーとしての扱いやすさを両立させるという位置づけです。なお、これはナイキによる製品コンセプトであり、独立したアスリートテストの結論ではありません。
米国での価格は情報が一致していません。『Runner’s World』と小売店の掲載価格は170ドルである一方、別の報道では160~165ドル程度と予想されています。ナイキ公式の商品ページや地域別の販売情報が確定するまでは、米国価格はおよそ160~170ドルと見ておくのが妥当です。
現時点で最も明確に確認できるローンチカラーはFlash Crimsonです。2026年秋にウィメンズ向け2カラーが登場するとの報道もありますが、提供されている情報だけでは、全カラーのラインアップを確実に特定できません。
現在のペガサスシリーズは、次の3段階で考えると分かりやすくなります。
つまり、プラス 2はシリーズの中間に位置するモデルです。日常のランニングにはペガサス 42、より高級なクッション性を求めるならペガサス プレミアム。そして、普段の走りから速い練習まで1足で対応しつつ、専用のプレート入りレーシングシューズまでは必要としないランナーが、プラス 2の主な対象となります。
コンセプトとしては、ペースを上げたときに生き生きと走れる万能トレーナーだった「ペガサス ターボ」の系譜も思わせます。違いは、プラス 2がZoomXフォームだけでなく、カーブ型Air Zoomユニットを組み合わせることで、レースシューズ由来の設計思想をより視覚的に打ち出している点です。
ペガサス プラス 2の魅力は、立ち位置の分かりやすさにあります。標準的なペガサスよりもワークアウト向けでありながら、純粋なレースシューズとして設計されたモデルではありません。
注目の技術は前足部の可視化されたAir Zoomユニット。前足部を広げたフィットは、初代モデルや従来の細身のナイキシューズが気になっていた人にとって重要な変更です。初期テストからは、柔らかなかかとと素早い蹴り出しを組み合わせた、汎用性のある乗り味がうかがえます。
一方、確定していないのは主に商業面です。正式な発売日、米国での最終価格、そして全カラー展開はまだ流動的。テンポトレーナーとして検討するなら、初期評価から見えるトレードオフは明確です。生き生きとした多用途の走りを期待できる一方、カテゴリー最軽量でも、前足部が最もソフトなタイプでもありません。