Smart Band 10 Proは、従来のシンプルなフィットネスバンドよりも高機能で、エントリークラスのスマートウォッチに近い位置づけのモデルです。
ディスプレイは1.74インチのAMOLEDで、解像度は336×480ピクセル。最大2,000ニトのピーク輝度に対応しており、直射日光の下でも見やすい設計です。
筐体はアルミニウム合金フレームを採用し、上位モデルとしてレザー仕様やセラミック仕様も用意されています。標準モデルの重量は約21.6gと軽量です。
Xiaomiによる公称値では、1回の充電で最大21日間のバッテリー駆動が可能とされています。これはMi Bandシリーズで特徴的な長時間バッテリーを継承したものです。
本体にはデュアルライトPPD光学センサーが搭載され、健康データの測定精度向上が図られています。主な健康トラッキング機能は以下の通りです。
これらにより、睡眠の質や回復状態、日々の健康状態をより詳しく把握できます。
フィットネス機能も強化されており、150種類以上のスポーツモードをサポートしています。主なトレーニング指標は次の通りです。
さらに5ATM防水に対応しているため、水泳の記録にも利用できます。
Smart Band 10 ProはマルチGNSS測位に対応しており、スマートフォンに完全依存せずルート記録が可能です。対応衛星システムは以下です。
そのほか、Bluetooth 5.4接続や**NFC決済(対応地域のみ)**にも対応しています。
中国での価格は399元(標準モデル)から。素材や仕上げの違いにより、レザー版やセラミック版はより高価格となります。
Xiaomi Clipは、耳の穴を塞がないクリップ式オープンイヤー型ワイヤレスイヤホンで、長時間の装着でも快適さを重視した設計です。
イヤホンは片側約5.5gと非常に軽量で、形状記憶チタンワイヤーを使ったクリップ構造を採用。耳に軽く固定されるため、周囲の音を聞きながら音楽や通話を利用できます。
小型ながら次のようなオーディオ仕様を備えています。
これにより、一般的なSBCやAACよりも高品質なワイヤレス音声伝送が可能とされています。
バッテリー駆動時間は以下の通りです。
イヤホンには60mAhバッテリー、充電ケースには510mAhバッテリーが内蔵され、USB‑Cで充電します。
最大の特徴はAIリアルタイム翻訳機能で、21言語に対応しています。
その他の機能には次のものがあります。
音楽用イヤホンに加えて、携帯型のAIコミュニケーションツールとしても活用できる設計です。
中国での価格は849元。発売初期には799元のキャンペーン価格も設定されています。
カラーバリエーション:
両製品は2026年5月、中国で正式発表されました。
Xiaomiの最新ウェアラブルは、異なる方向の進化を示しています。
Smart Band 10 Proは大型ディスプレイやGNSS測位、豊富な健康データを備え、フィットネスバンドとスマートウォッチの中間的な存在へと進化。一方のXiaomi Clipは、オープンイヤー設計とAI翻訳機能を組み合わせた新しいタイプのイヤホンです。
現在は中国先行発売ですが、特にSmart Bandシリーズは過去にも世界展開されているため、海外市場での登場も期待されています。