インターネット上では、ゲームのスクリーンショットやプレイ動画が拡散され、さらに一部の海賊版サイトではゲームファイルがダウンロード可能になっていたと報じられた。
ただし、流出の原因について開発元のUnknown Worldsは当時公式に説明しておらず、
など、どの経路から漏れたのかははっきりしていない。
この出来事は単独の事件ではなかった。2026年5月には、複数の大型ゲームが発売前に流出したと報じられている。
代表例が以下の2タイトルだ。
一部報道では、Steamなどのデジタルストアで暗号化されていないプリロードデータがアップロードされたことが原因で、プレイヤーが正式発売前にゲームファイルへアクセスできてしまった可能性が指摘されている。
『Lego Batman: Legacy of the Dark Knight』では、ストアの技術的トラブルにより購入後すぐにプレイできてしまったという例も報じられた。
ただし『Forza Horizon 6』については、開発元Playground Gamesが「プリロードの問題ではない」と説明しており、レビュー用ビルドなど早期アクセス権を持つ人物から流出した可能性も指摘されている。
つまり、多くのケースでリークは確認されているものの、具体的な原因はタイトルごとに異なる可能性がある。
『Subnautica 2』の発売前には、開発体制を巡る大きな対立も起きていた。
パブリッシャーのKraftonは、開発スタジオUnknown Worldsの幹部を解任。そこには共同創業者やCEOの**テッド・ギル(Ted Gill)**も含まれていた。
しかしその後、解任された経営陣は訴訟を起こし、次のような主張をした。
といった内容だ。
最終的に裁判所は、ギル氏をCEOに復帰させる判断を下し、スタジオの主導権を元の経営陣に戻すよう命じたと報じられている。
さらにその後、Unknown Worlds側の弁護士は、Kraftonが5月の早期アクセス予定を無断で外部に伝えたとして問題視した。
つまり、『Subnautica 2』は発売前から
といった企業レベルのトラブルに巻き込まれていたことになる。
今回のリーク以前にも、『Subnautica 2』の内部情報が外部へ出た例がある。
2025年には、開発レビュー資料とされるスライドがオンラインに流出し、後にKraftonが本物の内部資料であると認めた。
その資料では、当時の早期アクセス版について次のような問題が指摘されていた。
など、当初計画より内容が削減されている点だった。
この評価が、開発の遅延や経営判断を巡る対立をさらに激化させたと見られている。
多くの騒動がありながらも、『Subnautica 2』は2026年5月14日に早期アクセス開始予定となっている。
主なローンチ情報は以下の通り。
特に注目されているのは、シリーズ初となるマルチプレイ対応だ。これまでの作品は基本的にシングルプレイ体験だったが、今回は友人と一緒に未知の海洋惑星を探索できるようになる。
今回の騒動は、ゲーム業界が抱える新しい課題も浮き彫りにした。
現在のゲームは
といった仕組みによって、正式発売前でも完成版に近いデータが外部環境に存在する。
そのため、ひとたび管理ミスや内部流出が起きると、発売前にゲーム全体がネット上へ拡散してしまう可能性がある。
『Subnautica 2』の場合は、リーク騒動に加えて企業間の法廷争いまで重なったことで、プレイヤーが正式に潜る前からすでに“嵐の海”のような状況になっていたと言えるだろう。