このチップは、MacのAppleシリコンやIntelの最新チップとマルチコア性能で競うことを意図していません。その強みはエネルギー効率と、Huaweiのエコシステムとの統合にあります。持続的な消費電力が20W程度であることから、ビデオ編集や大規模なコードコンパイルといった高負荷な処理よりも、一般的な事務作業やメディア消費に適していると言えるでしょう。
14.2型のタッチ対応有機ELディスプレイは、3120×2080ピクセル(3:2アスペクト比)、リフレッシュレート120Hz、最大輝度1600ニト(HDR時)と非常に高性能です 。しかし、この製品の目玉は「プライバシースクリーンエディション」です。
このプライバシーモードは、ディスプレイ内部にデュアルピクセルアレイ構造を採用することで実現されています 。通常の広視野角表示用のサブピクセルセットとは別に、側面からの光の放出を制限するサブピクセルセットを配置。このモードを有効にすると、画面の内容が斜めからは極めて見えにくくなり、電車内やカフェなどでの覗き見(ショルダーハック)を防止します
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特筆すべきは、このモードのON/OFFが物理的なメカニカルスイッチによって瞬時に切り替えられる点です 。ソフトウェアの設定メニューを探す必要はなく、筐体側面のスイッチをワンクリックするだけで完了します。
また、カメラ用の物理プライバシーシャッターも別途搭載されています 。カメラは、ディスプレイ上部のWebカメラに加え、ノートPCの天板側にも2つの1080pカメラを搭載しており、書類撮影などにも使えるデュアルカメラシステムを採用しています
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| バリエーション | RAM | ストレージ | 価格(中国元) | 約USD換算 |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード / ベースモデル | 16 GB | 512 GB | 7,999元 | ~$1,180 |
| ミドルレンジ | 24 GB | 512 GB | 8,999元 | ~$1,330 |
| ミドルレンジ | 24 GB | 1 TB | 10,499元 | ~$1,550 |
| プライバシースクリーンエディション | 24 GB | 1 TB | 11,799元 | ~$1,745 |
| コレクターズエディション(最高仕様) | 32 GB | 2 TB | 14,999元 | ~$2,220 |
※注意:一部の情報源ではベースモデルが24GBからとされていますが 、複数の主要報道は16GB/512GBがベースであると一貫して報じています。また、ソフトライトスクリーンエディションの正確な価格は発表時点では詳細に明らかにされていません
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そして、最大の制約はOSです。 MateBook Pro SはHarmonyOS 6.1を搭載しており、標準のWindowsアプリケーションは動作しません 。互換性はHarmonyOSネイティブアプリ、またはHuaweiが提供するエミュレーションレイヤーに依存します。日本のユーザーが多く利用するOffice、Adobe製品、特定の業務用ソフトなど、Windows専用のツールに依存している場合、これは極めて深刻な問題です。