Epicland X9の価格と発売時期
Epicland X9(中国名:奕境X9)は、東風汽車と華為乾崑の協業による初の量産モデルです。3列・6人乗りの大型レンジエクステンダーSUVとして、家族での長距離移動を主な用途に位置づけています。中国での予約販売は2026年8月18日に始まり、価格は299,800元〜379,800元です。正式発売は2026年第3四半期と報じられていますが、確認した情報源では最終的な発売日や海外展開は確定していません。
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予約販売の3グレード
- Max 長航続版:299,800元
- 4WD Ultra+ 長航続版:339,800元
- 4WD Ultra+ フラッグシップ長航続版:379,800元
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3グレードはいずれもレンジエクステンダー方式を採用します。公表値として、複合航続距離は1,500km超、純電動航続距離は最大465kmとされています。ただし、これらはメーカー・報道で紹介された車両の公称値であり、第三者による独立試験の結果ではありません。
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予約販売に先立ち、2026年7月20日には成都工場で初の量産車がラインオフしたと報じられています。
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東風と華為乾崑の「フルスタック共創」とは
X9の開発は、既存車両に別会社のインフォテインメントだけを追加する形ではなく、車両の企画段階から両社の技術を組み合わせる「フルスタック・ネイティブ共創」と説明されています。東風は車両エンジニアリング、シャシー開発、安全性、生産を担当し、華為はインテリジェント運転、スマートコックピット、複数領域の協調制御を担います。
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搭載されると報じられている華為乾崑の6つの車載ソリューションは次の通りです。
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- 乾崑インテリジェント運転
- Harmonyスマートコックピット
- 乾崑赤兔(Chitu)車両制御プラットフォーム
- 車載ライト
- 車両・クラウドサービス
- 鯨鰭(Whale Fin)通信
X9の訴求点は、車体や走行性能と、華為のソフトウェア、センサー、制御技術を別々のオプションとしてではなく、家族向けの一つの製品として統合している点にあります。
ADS 5の運転支援と安全機能
X9は全車に華為乾崑ADS 5、WEWA 2.0アーキテクチャ、ナビゲーション支援運転、「駐車スペースから駐車スペースまで」を支援する3.0機能を搭載すると報じられています。
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認識システムについては、896線・デュアル光路のイメージグレードLiDAR 1基と、ソリッドステートLiDAR 3基による構成が紹介されています。一方で、4基すべてのLiDARが全グレードに同じように搭載されるかについては報道に差があるため、購入時には選択する仕様の装備表を確認する必要があります。
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また、CAS 5.0は、速度、方向、天候、対象物など幅広い条件を想定した全領域衝突回避システムとして訴求されています。ただし、これらはあくまで運転支援およびアクティブセーフティ機能であり、自動運転を意味するものではありません。ドライバーは常に周囲を監視し、必要な場合は直ちに操作を引き継ぐ必要があります。
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乾崑赤兔プラットフォームは、動力、ブレーキ、ステアリング、サスペンション、車体、熱管理を協調制御すると説明されています。報道では、道路状況の先読み、動的ステアリング支援、乗り物酔いの軽減、タイヤ破損時の安定化などの機能が挙げられています。
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HarmonySpace 6とAIコンパニオン「HAMOMO」
X9は、華為のHarmonySpace 6コックピットを量産車として早期に採用したモデルの一つと報じられています。ソフトウェア面では、曖昧な日常表現にも対応するMoLA 2.0 AIエージェントを搭載し、会話形式のナビゲーションなどをサポートします。
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車内には、乗員と会話できるポータブルAIコンパニオンロボット「HAMOMO(ハモモモ)」も用意されます。発表資料や報道によると、車内システムと連携できるほか、単独で子ども向けの遊び相手として使うこともできます。
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さらに、AMS車内センシングシステムは、乗員の睡眠、子どもの泣き声、車内への置き忘れ、危険な行動などを検知し、警告やリマインダーを出す機能を備えるとされています。
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大画面、プロジェクター、車内エンタメ
コックピットの中心となるのは、17.2インチ・3.4Kの柔光ディスプレイ2枚を組み合わせた横長画面です。アスペクト比は21:10とされています。
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報道で紹介されている主なエンターテインメント装備は次の通りです。
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- 車載レーザープロジェクター
- 車内の大画面視聴モード
- 車外に映像を投影する屋外シアターモード
- 高音質のHuawei Sound
- マイク不要のカラオケ
- Tencent Cloud Gaming連携
プロジェクターや関連スクリーンは、オプションまたはグレード別装備とする報道もあります。実際の装備内容と価格は、選択するグレードの最終仕様表で確認するのが安全です。
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6人乗りの室内と柔軟なシートアレンジ
X9の有効室内長は3,294mmと報じられています。6人乗りの3列レイアウトを採用し、3列目の「VIPシート」は背もたれを最大133度まで倒せるため、一般的な直立型3列目よりもリラックスした姿勢を取りやすい設計です。
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シートは固定的なレイアウトではなく、昼寝、キャンピングベッド、プライベートシアター、ゼログラビティ、満員乗車など、複数の利用シーンに対応するとされています。
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荷室容量として公表されている数値は次の通りです。
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- 6人乗車時:484L
- 4人乗車時:1,368L
- 車内の収納スペース:43か所
6人全員が乗っても荷物を積める容量を確保することが、X9の家族向けSUVとしての実用面でのアピールです。単に車体が大きいだけでなく、満員時の使い勝手を重視したパッケージングといえます。
外観デザインとボディカラー
外観は「経緯流光(Warp-and-Weft Flowing Light)」というデザイン言語でまとめられています。フロントには一体型の「銀河流光」シグネチャーライトを備え、ライトバーの長さは1.83mに達すると報じられています。
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華為のHUAWEI XPIXEL百万画素スマートプロジェクションヘッドライトは、路面への投影やライトによるインタラクションに対応し、カスタマイズしたウェルカムメッセージなども表示できるとされています。
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ボディカラーは、次の6色が報告されています。
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- トスカーナレッド
- アルパインホワイト
- アンデスグレー
- ボルドーパープル
- リスボンブラック
- プラハゴールデンブラウン
インテリアには、ドーンホワイト、ユースアプリコット、サンセットオレンジ、ウォームグローブラウン、トワイライトパープルの5テーマが報じられています。名称や選択可能な組み合わせは、グレードや販売地域によって変わる可能性があります。
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予約特典は最大30,000元相当
初回予約者向けには、最大30,000元相当の特典が案内されました。
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- 車両および三電システムの終身保証
- 2,000元の申込金を5,000元分の購入代金に充当
- 注文確定後の優先生産・納車
ただし、終身保証は初回の非商用所有者に限定されると報じられており、譲渡可能で無条件の「生涯保証」と考えるべきではありません。
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このほか、2026年8月19日までに注文した顧客を対象に、X9を1年間利用できる権利を8人に贈る抽選キャンペーンも報じられました。これは通常の予約特典とは別の、期限付きキャンペーンです。
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まとめ:X9は「大きな室内」と「華為のフル装備」が強み
Epicland X9の魅力は、単一の装備ではなく、299,800元からという予約販売価格、6人乗りの広い室内、レンジエクステンダー方式、そして華為乾崑の幅広い技術群を組み合わせている点にあります。
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一方で、価格はあくまで予約販売価格です。正式な発売日、グレードごとの装備差、保証の適用条件、納車時期、海外での販売予定は、今後の公式発表で確認する必要があります。また、ADS 5は自動運転ではなく、ドライバーの監視を前提とする運転支援システムです。購入を検討する場合は、最終仕様表、保証規約、納車スケジュール、販売地域を確認してから判断するのがよいでしょう。