確率の急上昇は、年初からの変化を際立たせています。記録的な暑さになる確率は、5月時点ではわずか2.5%、3月でも5%と推定されていました。7月23日時点のバークレーアースの独自アップデートでもまだ12%でしたが
、7月中旬のカーボンブリーフによる分析では35%に上昇していました
。今回の69%という数字は、その後の数週間でエルニーニョ予測がさらに急速に修正されたことを反映しています。
科学者らは現在の状況を「ダブルパンチ(ワンツーパンチ)」効果と表現しています。これは、エルニーニョによる自然の温暖化の影響が、人間による温室効果ガス排出が引き起こす長期的な温暖化傾向に上乗せされる現象です。この組み合わせが、世界中で極端な暑さをもたらす条件を生み出しています。
記録的な世界気温の予測は、各地での厳しい熱波としてすでに現実のものとなっています。
バークレーアースの分析で最も注目すべき点は、来年の見通しに関する部分かもしれません。2026年が記録的な年になるかどうかに関わらず、科学者らは2027年はさらに暑くなると予想しています。現在進行中のエルニーニョによる温暖化の影響は、通常そのピークの翌年に最も強く現れます
。エルニーニョは2026年6月に始まったため、その温暖化効果の大部分は2027年に現れ、2027年の世界平均気温は「従来の記録を大きく上回る可能性がある」とされています
。14の予測モデルによると、2027年が新たな記録を樹立する確率は約90%と推定されています
。
【参照ソース】
AP通信,
ブルームバーグ,
cleveland.com,
India Today,
Moneycontrol,
Business Times,
Berkeley Earth (June Update),
Carbon Brief,
Berkeley Earth (May Update),
Berkeley Earth (March Update),
Berkeley Earth (2025 Report),
LinkedIn (Monique de Ritter),
ロイター,
Wikipedia (2026 North American heat wave),
ガーディアン,
USA Today,
ガーディアン (Asia heatwave), watchers.news, ストレーツ・タイムズ, アルジャジーラ, ガーディアン (US July record)