つまり、Prague型は「いま試す価値が高い基準リスト」です。ただし、Dudunsparce型としてのPragueでのサンプルは15人です。60枚をそのままコピーすれば、どの環境でも最適になる、という意味ではありません。
以下は、公開リストで使われている英語カード名を基準に整理しています。3つの公開ソースでは、主要なカード名と枚数は一致していますが、一部のカード番号や収録バージョンは異なります。実際に大会へ持ち込む場合は、参加地域のレギュレーション、使用可能カードプール、使用言語のルールを必ず確認してください。
| 枚数 | カード名 |
|---|---|
| 4 | Dreepy |
| 4 | Drakloak |
| 3 | Dragapult ex |
| 2 | Dunsparce |
| 2 | Dudunsparce |
| 1 | Dudunsparce ex |
| 2 | Munkidori |
| 1 | Budew |
| 枚数 | カード名 |
|---|---|
| 4 | Lillie’s Determination |
| 3 | Boss’s Orders |
| 3 | Crispin |
| 2 | Brock’s Scouting |
| 1 | Acerola’s Mischief |
| 4 | Buddy-Buddy Poffin |
| 4 | Poké Pad |
| 4 | Ultra Ball |
| 2 | Night Stretcher |
| 2 | Pokégear 3.0 |
| 1 | Hero’s Cape |
| 2 | Risky Ruins |
| 枚数 | カード名 |
|---|---|
| 4 | Psychic Energy |
| 3 | Fire Energy |
| 2 | Darkness Energy |
Pokémon公式はDragapult exの基本戦術を、序盤にBudew’s Itchy PollenでItem cardsを止め、Drakloak’s Recon Directiveで大量にカードを引き、最後に相手の盤面を一掃するデッキ、と要約しています。 Prague方向のリストも、この流れに沿って見ると理解しやすくなります。
リストは4 Dreepy、4 Drakloakを最大枚数で採用し、さらに1 Budewを入れています。 これは公式が説明するDragapult exの序盤プラン、つまりBudewによるItem妨害と、Drakloakによる継続的なドローにつながる構成です。
このデッキで序盤に意識したいのは、いきなり攻め切ることよりも、後続のDrakloakを安定して並べることです。Drakloakが立つほど中盤以降の手札の質が上がり、Dragapult exへ自然に移行しやすくなります。
Supporterの骨格は、4 Lillie’s Determination、3 Boss’s Orders、3 Crispin、2 Brock’s Scouting、1 Acerola’s Mischief。そこに4 Poké Pad、2 Pokégear 3.0、2 Night StretcherなどのTrainerが組み合わさっています。
初めてこの型を試すなら、すぐに好みでカードを入れ替えるより、まずはこのSupporter配分でDragapult exの攻撃テンポが途切れないかを確認したいところです。負けたゲームでも、進化に触れなかったのか、エネルギーが足りなかったのか、最後の詰め札が足りなかったのかで、調整すべき場所は変わります。
主力アタッカーは3枚のDragapult exです。リストには3 Boss’s Orders、2 Risky Ruins、1 Hero’s Cape、2 Munkidoriといった終盤に関わりやすい機能枠も残されています。 公式の説明でも、Dragapult exは最後に相手の盤面を掃除するデッキとして位置づけられています。
終盤は、序盤から積み上げたDrakloakのドローと盤面の圧力を、実際のサイド取得に変換する段階です。Boss’s Ordersで狙う相手、Risky RuinsやMunkidoriを絡めるタイミング、Hero’s Capeをどこに貼るかが、ゲームの締め方に直結します。
Prague方向で最も目を引くのは、Dudunsparceを単なる1枚採用の便利枠にしていないことです。2 Dunsparce、2 Dudunsparce、1 Dudunsparce exの合計5枚を使っており、Dudunsparce packageが明確な副軸になっています。
Pokémon公式は、Dragapult exの多くのリストにはおよそ55〜57枚の固定枠があるとも述べています。 言い換えると、Dragapult exの基本骨格はかなり固まりやすく、実際に差が出るのはDudunsparce package、機能Trainer、エネルギー配分といった残りの枠です。
このPrague方向リストを見るときも、「Dragapult exの新しい別デッキ」と考えるより、「既存の安定フレームにDudunsparce副軸をどこまで厚く入れるか」という観点で試すほうが、調整の意図をつかみやすくなります。
この60枚を実戦に持ち込むなら、最初から大きく作り替えるより、まずはそのまま数回回してから問題点を記録するのがおすすめです。特に見るべきなのは次の枠です。
現時点で確認できる情報をまとめると、Dragapult ex / Dudunsparceには3つの強みがあります。Prague Regionalでのデッキタイプ成績はLimitlessに残っており、Dragapult ex自体の強さはPokémon公式とLimitlessのデータからも裏づけられ、60枚リストも複数の公開ソースで照合できます。
一方で、これはあくまでPrague優勝方向の実戦基準です。恒久的な正解ではありません。正式な大会で使う前に、最新のレギュレーション、使用可能カード、そして自分が想定する環境を確認したうえで、この60枚をどこまで維持するか判断するのがよいでしょう。