| 対象者はスマート快速通道を選べますが、顔画像・指紋などの収集と照合への同意が前提です。 |
| 港珠澳大橋香港口岸 | 香港入境事務処の説明として、2026年第2四半期に「無感通関」先導計画を始め、港珠澳大橋香港口岸を最初の試点にすると報じられています。 | 対象市民は登録後、顔認証で本人確認を行い、報道では約5秒で手続きが完了するとされています。 |
| 珠澳・マカオ側の協力検査 | 港珠澳大橋珠澳口岸の20本の協力検査自助通道が更新中で、2026年4月には「刷臉」スマート通関の専門テストも実施されました。 | 正式利用の開始時期、対象者、実際の操作は、主管部門の公式発表と現場案内を確認する必要があります。 |
ここで注意したいのは、「顔認証で通れる」ことと「証件を持たなくてよい」ことは別だという点です。深圳口岸の公式案内では、顔認証通関を利用できる場合でも、本人の有効な出入境証件を携帯する必要があると説明されています。また、条件を満たしていてもまだ授権手続きが済んでいない人は、口岸の辺検快速通関情報採集点で申請し、顔画像や指紋などを採集したうえで利用できるとされています。
中国本土側の公式公告は、スマート快速通道の利用条件として、顔画像と指紋などの情報を収集・照合することへの同意を明記しています。 口岸側の案内でも、未授権の対象者は顔画像・指紋などを採集してから利用するとされています。
ただし、実際にゲートを通るその瞬間に、毎回必ず指紋を押すのかは、公開資料だけで一律には言えません。文匯報の横琴口岸での現場報道では、協力スマート快速通道を使った旅客が「刷臉」通関時に指紋を押し、十数秒で手続きを終えた例が紹介されています。 これは、少なくとも一部の通道や場面で指紋確認が組み込まれ得ることを示しますが、港珠澳大橋の全方向・全通道が同じ操作だとまでは言えません。
一方、香港側の「無感通関」試点については、報道で指紋を使わない方式と説明されています。 つまり、「顔認証」という言葉だけで指紋の有無を判断せず、どの口岸の、どの制度を使うのかを確認する必要があります。
港珠澳大橋香港口岸で注目されているのは、香港入境事務処による「無感通関」先導計画です。香港中通社の報道によれば、入境処は2026年第2四半期にこの計画を始め、港珠澳大橋香港口岸を最初の試点にする予定です。対象市民は登録後、顔認証技術で本人確認を行い、約5秒で手続きが完了するとされています。
報道では、港珠澳大橋香港口岸の出境大堂に2本の「無感e-道」を設ける計画も示されています。通道は「門常開」の設計で、全長は約5メートル。内部には高さや角度の異なる5台のカメラがあり、旅客の顔を撮影して入境処のデータベースと即時照合します。異常が検知された場合は閘門が自動で閉まり、入境処職員が対応するとされています。
香港の保安局局長である鄧炳強氏も、港珠澳大橋香港口岸の試点について、顔認証により立ち止まらず通過する仕組みを2026年第2四半期にまず対象となる香港居民へ開放し、先導計画の結果を見て拡大を検討すると説明したと報じられています。報道では、この方式は指紋を使わないともされています。
マカオ保安部隊事務局の資料によると、港珠澳大橋珠澳口岸の20本の協力検査自助通道と、青茂口岸の50本の協力検査自助通道について、スマート化更新が進められています。2026年2月時点の資料では、関連ハードウェアの設置が完了し、その後システムの連携調整と試験を行い、2026年第2四半期内に投入可能な条件を整えることを目標としていました。
さらに同局は、2026年4月22日から24日にかけて、青茂口岸と港珠澳大橋口岸で「刷臉」スマート通関の専門テストを行ったと発表しています。テストは業務フローとの適合性やシステム負荷能力を検証するもので、結果は安定していたとされています。
車両通道については、別の文脈もあります。マカオ保安部隊事務局は、横琴口岸の「聯合一站式」車道で、運転者が指紋と顔画像の二重生体認証により、実体証件を提示せずに澳門・横琴両地の辺検審査を完了できると説明しています。 ただし、これは主に澳門・横琴側の車道に関する説明であり、港珠澳大橋のすべての車道が同じ方式になったという意味ではありません。
港珠澳大橋は完全に証件なしで通れるようになったのですか?
いいえ。中国本土側では対象者が顔認証スマート快速通道を選べますが、公式案内では有効な出入境証件の携帯が必要とされています。香港口岸の「無感通関」も先導試行であり、すべての旅行者に全面適用されるものではありません。
顔認証なら、指紋は不要ですか?
一概には言えません。中国本土側の公告では、顔画像と指紋などの収集・照合への同意が条件とされています。横琴口岸の現場報道でも、旅客が顔認証の流れの中で指紋を押した例が紹介されています。一方、香港の「無感通関」試点は、指紋を使わない方式と報じられています。
日本からの一般旅行者も使えますか?
少なくとも、ここで確認できる中国本土側の対象者リストは、中国本土居民、香港・マカオ居民、台湾居民が中心です。 香港側の先導試行も、まず対象となる香港居民向けと報じられています。
それ以外の旅行者は、出発前に各口岸の公式案内や現場表示を確認してください。
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