Siemensは、IC設計検証ツール「Calibre nmPlatform」とアナログ/カスタムデジタル/ミックスドシグナル回路検証ツール「Solido Simulation Suite」が、Intel 14AとIntel 18A-Pの両方で認定されたことを発表しました。
Keysightは、RF/ミリ波設計向けの電磁界設計ソフトウェア「RFPro」(Keysight EDA Advanced Design Systemの一部)がIntel 14AとIntel 18A-Pの両方で認定され、AI、HPC、モバイル向けのRF/mmWave設計・シミュレーションを可能にしました。
Cadenceは、AI駆動のデジタル・カスタム参照フロー、ツール、ソリューション一式をIntel 18A-PとIntel 14Aの両方で認定。Intelのゲートオールアラウンドトランジスタ「RibbonFET」と第2世代裏面給電技術「PowerVia/PowerDirect」に対応しています。
| ベンダー | 認定ツール/IP | 対象ノード |
|---|---|---|
| Synopsys | AI搭載デジタル/アナログEDAフロー、マルチフィジックス解析、広範なIP、3DIC Compiler | Intel 14A |
| Siemens | Calibre nmPlatform(検証)、Solido Simulation Suite(アナログ/ミックスドシグナル) | Intel 14A、Intel 18A-P |
| Keysight | RFPro電磁界設計ソフトウェア | Intel 14A、Intel 18A-P |
| Cadence | AI駆動デジタル/カスタム参照フロー、ツール、ソリューション一式 | Intel 14A、Intel 18A-P |
CEOリップ・ブー・タン氏は2026年度第2四半期決算説明会で、外部顧客の採用決定は2026年後半から2027年前半にかけて行われる見込みであり、14Aの量産開始は2028年と確定したと述べています。Intelはまた、14Aは同じ開発段階の18Aと比較して、欠陥密度とトランジスタ性能の両方で優れた成績を示していると発表しました
。
標準18Aと比較した主な性能向上は以下の通りです。
18A-Pは「Panther Lake」や「Xeon 6+」などの製品に採用される予定です。18Aベースノード自体の歩留まりも目標を25%以上上回っており、Panther Lakeの大規模生産を強力に支えています
。
DAC 2026は、Synopsys、Siemens、Keysight、Cadenceの4大EDAベンダーすべてが同時にIntel 14AとIntel 18A-P向けツールを認定した初めての機会となりました。このエコシステムの準備が整ったことは、Intel Foundryが外部顧客を引き付ける上で極めて重要です。リップ・ブー・タンCEOは、14Aに関する顧客からの確固たるコミットメントが2026年後半から2027年前半にかけて得られる見込みと述べています。14Aの量産開始を2028年に前倒ししたことで、IntelはTSMCのA14ノードと競合できる立場になり、18A-Pのリスク生産が予定通り進行していることは、18Aファミリーの実行力の安定性を示しています。