この障害は、2026年7月25日(土)日本時間で午後6時ごろ(米国東部時間午前5時) に始まり、OpenAIの主要サービスすべてに同時に影響を与えました :
障害追跡サイトのDowndetectorには、報告件数が急速に増加し、約2,000件から3,000件に。そのうち約80%がChatGPTのコア機能に関するものでした 。OpenAIは同日中に問題を解決し、ステータスページは正常に戻ったと発表しています 。
障害は主要な地域すべてで報告されました:
7月25日の障害は単独で発生したものではありません。TNWの報道によれば、これはOpenAIにとって4日間で4回目のサービス障害でした 。
ChatGPTに組み込まれている画像生成機能(DALL-E)に大規模な障害が発生。開始は協定世界時(UTC)の午前10時36分。OpenAIはChatGPTのUIとAPIの両方で画像生成リクエストに「エラー率の上昇」を確認しました。この障害は完全復旧までに約14時間を要しました 。
別のインシデントにより、ChatGPTとAPIサービスで「エラー率の上昇」が発生。協定世界時(UTC)の午後5時56分に始まり、約1時間16分続きました。深刻度は完全な停止ではなく「パフォーマンス低下」と分類されました 。一部の情報筋は、この障害がモデルの廃止(deprecation)の計画的な波と同時期に発生し、開発者の混乱を招いたと指摘しています 。
OpenAI自身の2026年4月~7月のステータスデータによると:
サードパーティの監視機関OutageDeckは、2026年7月25日時点で過去90日間のOpenAIの稼働率を99.68% と測定しています 。
OpenAIは、7月21日、7月23日、7月25日の各インシデントに共通する根本原因を特定していません。 同社のステータスページの更新では、各障害は個別に説明されており、単一の根本的な問題に起因することを示唆するものはありませんでした。複数のメディアが4日間で4回の障害という異常な頻度を指摘しましたが、OpenAIの事後報告ではこれらを公に関連付けることは行われていません 。
ChatGPTの週間アクティブユーザー数は9億人 に上り、そのAPIに依存する無数のアプリケーションがある中で、この1週間の障害は、どれほど洗練されたAIサービスであっても、その背後にある脆さを痛感させる出来事となりました。OpenAIの掲げるChatGPTの稼働率99.86%は一見高い数字ですが、これは四半期あたり約3時間のダウンタイムを許容する計算になります。そして、今回の7月の一連の障害だけで、その予算をほぼ使い切ってしまうペースだったのです 。