Geminiアプリの月間アクティブユーザー(MAU)は9.5億人に達し、僅か5ヶ月前の7.5億人から大きく増加した。サンダー・ピチャイCEOは、デイリーアクティブユーザー数が過去1年で3倍になったことも明らかにした。
その軌跡は、前例のない速度での成長を示している:
これは約15ヶ月でユーザーベースが約2.7倍に拡大したことを意味する。ChatGPTが10億人の月間ユーザーを突破したと広く報じられる中、レポートはGeminiを「ChatGPTの背後に迫る存在」と表現している。その差は約5000万人と急速に縮まっており、2026年後半、消費者向けAIアプリとして初めて10億ユーザーを達成するのはどちらか、という構図が重要な争点となっている。
アルファベットの業績は堅調で、AIによって強化された中核事業の基本的な成長が牽引した:
注意点:EPSの9.11ドルと純利益1121億ドルには、アルファベットが保有する株式ポートフォリオ(特にサイバーセキュリティ企業Wizの株式)からの多額の未実現評価益が含まれている。中核事業の業績を測るより直接的な指標は営業利益の407.7億ドルである。
エンタープライズ向けAI導入の最も明確なシグナルは、Google Cloudの好調さだった:
第2四半期の決算は、Googleの競争優位性が単一の製品にあるのではなく、深く統合された多面的なAI戦略にあることを改めて示した:
Google検索に搭載されたGemini搭載機能「AI Overviews」は、現在20億人の月間ユーザーにリーチしている。これによりGeminiは、ChatGPTのような純粋なAIチャットボットには真似できない「摩擦ゼロ」の獲得チャネルを手にしている。
エンタープライズ導入は、大きな強みとなっている:
Geminiが数十億台のAndroid端末のデフォルトAIアシスタントとしての地位を占めていることは、競合他社にとって再現が難しい配信面での優位性となっている。
市場は449億ドルという設備投資にやや慎重な反応を示したが(AI競争の資本集約性を示す兆候)、その投資が検索、YouTube、クラウド全体の収益成長に結びついていることを決算結果は示している。
GoogleのQ2 2026決算は、同社がAIファーストの世界への移行を成功裏に進め、その広大なエコシステムを活用してモデルを配信し、企業を惹きつけ、他のどの企業も真似できない方法で独立系AIプラットフォームと競争している姿を示している。